2018年12月31日よる7時10分より、AbemaTV「AbemaSPECIAL2チャンネル」において、『ももクロ年越しカウントダウンライブ「第2回 ももいろ歌合戦」完全版独占生中継！』が放送された。
2017年の大晦日に第1回が行われた「ももいろ歌合戦」は、AbemaTVでも生中継され230万以上の視聴があったほかTwitterのトレンドワードにランクインするなど、大きな反響を呼んだ番組となった。2018年も大晦日に横浜で開催された「第2回ももいろ歌合戦」には、2017年のパフォーマンスも大盛況だった氣志團や矢口真里らをはじめ、年の瀬の歌合戦にふさわしい加山雄三、水前寺清子など大御所歌手たちが2年連続で出場。第2回を迎えた「ももいろ歌合戦」は「大晦日の裏番組に負けない歌合戦を本気でつくる」をテーマに、ももいろクローバーZが40組以上の出演者と共にお届けした歌合戦だ。
歌合戦の開始とともに、ももクロ軍、ロボ岡田将生軍に分かれて出演者が入場すると、会場からは大きな歓声が。総合司会は、前日にインフルエンザ発症のため欠席が発表された東京03の飯塚悟志に代わり、千鳥ノブが務めた。ノブは「昨日、（「ももいろ歌合戦」の）演出の佐々木さんから電話がかかってきて。『ノブ、できるよな？』と。『できん！』と思いましたが、皆さんの力も借りて頑張りたいと思います！飯塚さんも見ててね～」と会場の笑いを誘いながら意気込みを述べた。
ももクロの百田は「この『ももいろ歌合戦』は2回目なのですが、より一層たくさんの皆さんが参加してくれて嬉しいです！」と2年連続での開催を祝した。ももクロ軍に対するのは、俳優の岡田将生が魂を込めたとされる“ロボ岡田将生”が率いるロボ岡田将生軍。ロボ岡田将生は今回の意気込みを「やる気、元気、将生！」と述べた。
そして今回の「ももいろ歌合戦」の大きな見どころの1つとして、“全てフル尺での歌唱が行われる”ということも伝えられた。これに松崎しげるが「久しぶり（のフル尺）です。みんな、今日はフル尺で行くぞー！」と声をあげると、会場からは歓声が上がった。
ももクロ軍1組目は、アップアップガールズ(仮)による「アッパーカット！」で、ボクサー・八重樫東率いるボクサー集団とのコラボパフォーマンスを見せた。続くロボ岡田将生軍1組目はBOYS AND MENが「進化理論」を熱くパフォーマンスし、会場を盛り上げた。さらに、ももクロの玉井詩織とアコースティックギターでのコラボパフォーマンスを見せた大原櫻子は「明日も」をエネルギッシュに歌い上げた。対する東京女子流も“同期アイドル”ももクロとのコラボで「おんなじキモチ」をパフォーマンス。
サイプレス上野、ロベルト吉野、Creepy Nutsの対戦前には、“応援ラップ”として音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』より、ディビジョンリーダー4人からのオリジナルメッセージが届いた。ナオリュウはコーラスやフルートの短いフレーズを重ねて録音・再生をしながら1人でさまざまなパフォーマンスを実現するエフェクトである“ルーパー”を駆使し、「深呼吸」を披露した。
ここで「『#ももいろ歌合戦』を大晦日イチバズらせろ」企画が実施された。この企画は“大晦日イチバズる”瞬間を激写し、「#ももいろ歌合戦」を付けてツイートして視聴者が参加できるもので、見事「#ももいろ歌合戦」がTwitterのトレンドワード入りを達成するとスズキの「ハスラー ワンダラー」を1名にプレゼントするという、大晦日らしい大型企画だ。
今回の“バズポイント”は「大晦日イチ幸せなYouTuberが誕生する瞬間を激写してツイート」というもの。ここで登場したのは大人気YouTuberのFischer’s。ももクロ・佐々木彩夏の大ファンとして知られるシルクロードが、「得意のマシュマロキャッチに成功すれば大好きなあーりんとの共演が叶う」という企画にチャレンジすることに。最終5投目でのキャッチを成功させたシルクは見事あーりんとの共演を実現、舞台上に並び笑顔で曲に合わせタオルを振り回す姿はまさに「大晦日イチ幸せなYouTuber」となり、この瞬間がたくさんツイートされた。
続いて、ももクロ軍から「Star Divine」のパフォーマンスを披露したのは、ミュージカル×アニメーションの新プロジェクトより生まれた舞台少女9人組ユニット・スタァライト九九組。対するロボ岡田将生軍は、たこやきレインボーが「RAINBOW～私は私やねんから～」を元気にパフォーマンスした。松本明子は「津軽海峡・冬景色」を、ももクロ高城れにの踊りをバックに歌い上げた。
モーニング娘。OGの矢口真里・藤本美貴は、今回の「ももいろ歌合戦」出場の全アイドルとのコラボで熱唱。大晦日らしい華やかなパフォーマンスを見せた。ももくろちゃんZは「HERO」をしまじろうとお友達のみんなと楽しくパフォーマンスし、プロデューサー推薦枠として登場した演歌歌手の塩乃香織は同じ事務所のキダタロー、浜村淳の応援コメントを受け、「ほっといてんか あんな阿呆」を歌い上げた。
続いては、ももクロ軍として今回初登場のロックバンドT-BOLANが「離したくはない」を披露。すると、対戦相手のロボ岡田将生軍はT-BOLANの大ファンである東京03の角田晃広が、同じくT-BOLANの名曲「じれったい愛」を直後に披露するという事態に。歌唱中に“ご本人”であるボーカルの森友嵐士が登場し、角田とのまさかのコラボが実現した。
ここで、ステージから悲鳴が。「ももいろ歌合戦」の会場に怪人が現れ、ももクロメンバーが襲われてしまう。ももクロの叫びを聞きつけ会場に駆けつけたのは、なんと、仮面ライダージオウ。華麗なキックで怪人を退けると、再び「ももいろ歌合戦」の舞台に平和が訪れたのだった。アーティスト以外からの応援合戦も繰り広げられる「ももいろ歌合戦」らしい一幕となった。
続いては、再び「『#ももいろ歌合戦』を大晦日イチバズらせろ」企画が実施された。今回の“バズポイント”は「大晦日イチ無茶なDJ KANAKOOが調子に乗っている瞬間を激写してツイート」というもの。ここで登場したのは、TRF feat.KANAKOO。DJ KOOの代わりにDJ KANAKOOとして、ももクロの百田が参戦。「survival dAnce ～no no cry more～」を会場中を巻き込んで盛り上げ、見事なパフォーマンスを披露した。
そしてDJ KANAKOOの姿を視聴者が激写した結果、この直後に「#ももいろ歌合戦」が昨年の7位を超えるトレンド5位にランクインしたことが発表され、みごと大晦日に「ももいろ歌合戦」をバズらせることに成功した。
応援合戦として登場したちぃたん☆は「ちぃたん☆の挑戦」を披露。倒れない棒、風船割りと挑戦してきたが、いずれも失敗し警備員に連行されてしまった。3度目の正直と挑んだルームランナーでのチャレンジにも失敗し、背後に積まれた一斗缶に突っ込んでしまい、またも警備員に連行されて行った。
続いては、昨年も“ももクロへの愛”を爆発させ大好評だった氣志團が登場。今回のためのオリジナル曲「俺ら飛ばしすぎ！！」を力強くパフォーマンスした。ももクロの「あんた飛ばしすぎ！！」をモチーフにした楽曲に、会場中が大盛り上がり。今年も氣志團の“ももクロ愛”が溢れ出した一幕となった。イルカは往年の名曲「なごり雪」を歌い上げ、森口博子はデビュー曲「水の星へ愛をこめて」を主題歌となった『機動戦士Ζガンダム』の映像とのコラボレーションで披露するなど、ここでしか見られないパフォーマンスが続く。
そして謎に包まれた出演者“浅草出身の大物師匠”の応援には、グレート義太夫、ラッシャー板前、無法松の3名が登場。“たけし軍団”の面々の登場に、“浅草出身の大物師匠”の正体へ期待が集まる中「浅草キッド」を歌い出したのは、なんとビートきよしだった。相方・ビートたけしの名曲を歌いきったビートきよしに、“本物”のビートたけしからの激励メッセージが届き、さらに昨年10周年を迎えたももクロに独特な内容の表彰状を贈った。続くHOUND DOGの大友康平は、ももクロ、そしてたこやきレインボーの堀くるみ、清井咲希のユニット・さつまいも娘とのコラボで「ff（フォルティシモ）」を披露した。
ここでシルビア・グラブのミュージカルショーがスタート。昨年ももクロが出演した『ドゥ・ユ・ワナ・ダンス？』の楽曲を取り入れたステージに、ももクロメンバーも舞台上のグループ「HEAVEN」として参加した。さらに松崎しげるも参戦し、ステージは大盛り上がり。続いて松崎が、ミュージカルショーの流れで「愛のメモリー」を披露した。
同時に、この日最後の「『#ももいろ歌合戦』を大晦日イチバズらせろ」企画が実施された。今回の“バズポイント”は「4000人の松崎しげるを激写してツイート」というもの。松崎が歌い始めると、会場中のお客さんが“松崎しげる”お面を被り、会場は“松崎しげるだらけ”に。ステージ上のももクロやシルビアもお面で参加し、無事に「4000人の松崎しげる」が出現。この瞬間は多くの視聴者にツイートされ、この日イチの“バズポイント”になった。
この様子を見た氣志團の綾小路翔が「ももいろ歌合戦だと聞いてきたのですが、完全に“漆黒歌合戦”でしたね」と感想を述べると、会場は笑いに包まれた。続いて登場したのは、自身の年越しライブを両国で行なっていたさだまさし。会場との生中継で「主人公」を披露した。3時間半以上にわたって行われた「ももいろ歌合戦」の両軍のトリを務めたのは、「ありがとうの歌＆いっぽんどっこの唄」を披露した水前寺清子と「お嫁においで」を歌い上げた加山雄三だった。
名曲ばかりの歌合戦の決着はAbemaTVの投票によって行われ、ももクロ軍の2年連続優勝が決定した。最後は両軍の出演者が全員で水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」を合唱し、「裏番組に負けない」盛り上がりを見せた第2回「ももいろ歌合戦」は幕を閉じた。
続いてももクロによるカウントダウンライブが行われ、「ももいろ歌合戦」の出演者とともに毎年恒例となった年越しの瞬間を「行くぜっ！怪盗少女 -ZZ ver.-」の振り付け、百田によるジャンプで迎えると「あけましておめでとう！」と新年の到来を祝った。さらにその後はももクロだけで6曲が披露され、大盛況のステージを終えた。
その後はAbemaTVだけの独占中継となり、「ももいろ歌合戦」でも中継をつないださだまさしの「年の初めはさだまさし」の出演に向けて、急きょ両国へ向かう模様をお届けした。バス移動の最中にはこの日の振り返りが行われ、目指していたTwitterトレンド入りが最終的に「日本トレンド最高4位」「世界トレンド最高5位」を果たしたことが発表された。この結果を受け、スズキの「ハスラー ワンダラー」のプレゼント抽選も行われて当選者の発表があったほか、ももクロ直筆年賀状のプレゼントキャンペーンも発表された。無事に両国にたどり着いたももクロは、さだまさしの待つステージで「走れ！－ZZ ver.－」などを披露し、この日の中継は幕を閉じた。
AbemaTVでは「ももいろ歌合戦」の模様から、その後のさだまさしとの共演までを完全生中継した。この模様はAbemaビデオにて期間限定無料で視聴が可能。さらに、カウントダウンライブで披露された「走れ！－ZZ ver.－」は、4人のメンバーそれぞれの表情だけを楽しめる「メンバー推しカメラ」のバージョンも公開されている。
（C）AbemaTV
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