CHAIが、2019年4月5日(金)より全国公開となる(配給:東映)の主題歌を担当することが決定。CHAIが映画主題歌を担当するのは今回が初となる。
9日(水)22時~放送のNHK「クローズアップ現代+」では、CHAIの全貌が明らかになる彼女たちの現象を大特集。今まさにムーブメントが巻き起こっている「CHAI」は双子のマナ・カナに、ユウキとユナで編成された4人組、『NEO – ニュー・エキサイト・オンナバンド』。『NEOかわいい』というのは、「女の子はみんな、生まれた時から可愛くて、“かわいくない人なんていない”という意味」で用いており、「それぞれの個性がかわいい」「コンプレックスは、個性なり。コンプレックスは、アートなり。」というコンセプトで活動している。
そんなCHAIを、本作のメガホンをとった白石和彌監督は大絶賛。ぜひ本作の主題歌に、ということで、今回の企画を提案。CHAIはラッシュ(音声の入っていない完成前の映画)を見て、そのアグレッシブな内容に圧倒され、初めて見るような世界の驚き、本作のために主題歌「Feel the BEAT」を制作した。
CHAI コメント
この映画で描かれていることが本当に起きたらと考えると怖すぎる!深刻なことがコミカルに詰まっているけど、すごく現実的でヤバい。リアルに感じます。
哲(斎藤工)の「もっと命かけて麻雀やったらどうなんだ!」と言うセリフの熱さがすごくて、誰に対しても刺さる言葉・刺さる映画なんじゃないかなと思いました。ビシッとしなきゃ、ちゃんと生きなきゃ!と思いましたし、たくさん笑えて感動するから、何かに熱中したくなりました!
そして、哲の“絶対に俺はこれだ!”という一生懸命さと譲れない気持ちが「Feel the BEAT」のテーマになっています。誰かに聞いたり迷ったりするのではなく「言い切る!」という大事な気持ちは、哲にもあるしドテ子(もも)にもあるし、そしてCHAIにもあると感じて曲にしました。だから【思いっきりCHAI】な曲になっています!!映画の曲は初めてだったのでエンドロールで流れているのを想像しながら作ったのですが、合っていて嬉しかった(笑)!映画の最後にみんなの気持ちをグッと掴めるといいなと思います!
白石和彌監督コメント
CHAIのアーティストとしてのグローバルな活動と限りなく広がる世界観に一目惚れしてお願いしました。
初めて会った時、CHAIのみんなは「どんな感じの曲がいい?」って優しく僕に聞いてくれたので、一生懸命説明するとキャッキャしながら「わかった!やってみる!」と言ってくれました。少しだけ不安を覚えましたが、上がってきた曲は超カッコよかったです。その時『孤狼の血』のムビチケを渡したのですが、果たしてCHAIは見てくれたのか、今度会ったら聞いてみようと思います。CHAIありがとう!
ストーリー
主人公・坊や哲がいるのは、2020年の“未来”。なぜ?人口は減少し、労働 はAI(人口知能)に取って代わられ、街には失業者と老人があふれている…。そしてそこは“東京オリンピック”が中止となった未来だった…嘘か?真か!?1945年の“戦後”からやってきたという坊や哲が見る、驚愕の世界。その時、思わぬ状況で立ちはだかるゲーム“麻雀”での死闘とは!?