恋愛感情はなく“セフレ”という「身体だけ」の関係を楽しむ男女たち。彼らはどのような経緯で、セフレの関係になるのだろうか。
SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では「危ないオンナ大集結SP」を放送。前編では愛人とセフレが集まり、その実態を赤裸々に語った。
(▲4人のセフレを持つナンシーさん)
ナンシーさん(仮名)は同じ会社に1人、社外に3人のセフレがいるという。ナンシーさんの会社では、社内恋愛禁止だが「社内のセフレが一番好き。お互いに忙しくて1カ月以上会っていなくてフェードアウトしそう」と話す。
ナンシーさんがセフレを作ったのは4年前。22~23歳で初めてできたナンシーさんの彼氏は“モラハラDV男”だった。毎日「お前なんかたいして可愛くもない」「ほかの男が相手にしてくれるわけない」などと暴言を吐かれ、ナンシーさんは次第に自信がなくなっていった。
そんなとき、ナンシーさんはビアフェスでナンパされた男性と一夜の関係になり、浮気。「なんだ、需要あるじゃん」と自信をつけたナンシーさんは、翌日モラハラ彼氏に電話をし、別れを告げた。以後、初めて会う人との性行為に抵抗がなくなり、ナンシーさんのセフレ生活が始まった。
不特定多数の人と肉体関係をもつセフレは、性感染症などのトラブルも起こりやすい。ナンシーさんも「一度、クラミジアで死にかけたことがある」という。
「盲腸かと思って病院に行ったら、子宮に血の塊ができていた。クラミジア(細菌により引き起こされる性感染症のひとつ。子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎を起こす)が原因だった。菌は肝臓にまで回っていた。(お酒を)2~3杯飲んで記憶をなくすこともあって、通りでお酒が弱いなと思った」
ナンシーさんは幸い、薬を飲んで治すことができたが、死に至っていた可能性もある。性感染症は10~20代の女性を中心に増え続け、社会問題にもなっている。特に梅毒は性的な接触によって感染し、全身に症状が現れ、放置すると心臓や脳に重大な合併症を引き起こす。
ナンシーさんは「自分では避妊具を買いに行きづらい」という理由で、信頼関係を築けているセフレとは避妊具をつけていない。話を聞いていたアイドルの石原由希さんは「私は(避妊具を)持ち歩いています」と発言。石原さんは、昨年、テレビ番組で「セフレがいる」と発言し、話題になった。
(▲舞台役者・カレンさん)
一方で、セフレ関係を結んだ男性がいる舞台役者のカレンさん(仮名)は「避妊具をつけるのが今更みたいな人もいる」と告白。その場の流れで避妊具をつけずに性行為をしてしまうこともあるという。
話を聞いていた番組MCのSHELLYは「セフレは利害関係がはっきりしている相手だから(避妊具をつけることも)ルールのひとつでいいと思う」と指摘。「そこまでして性行為をしなきゃいけないことはない」と話し、たとえセフレという関係であっても避妊具をつけるよう呼びかけた。
(C)AbemaTV
(AbemaTV『Wの悲喜劇』より)
(ライター/小林リズム)