乃木坂46のメンバーによる連続ドラマ『ザンビ』(23日から日本テレビ系で放送)の記者会見が開かれ、出演する乃木坂46のメンバー(齋藤飛鳥・堀未央奈を除く19人)が意気込みを語った。
「ザンビ」プロジェクトは、7月の乃木坂46「真夏の全国ツアー2018~6thYEARBIRTHDAYLIVE~」の中で始動が発表されたもので、すでに第1弾として乃木坂46、欅坂46、けやき坂46の三坂道が初競演する舞台が上演され、チケット36000枚が即日完売し、大好評のうちに終了している。今回の連続ドラマはこの舞台の千秋楽にてプロジェクト第2弾として発表され、すでに山室楓役の齋藤飛鳥、諸積実乃梨役の堀未央奈の出演が決定していた。
出演者を代表して、1期生の秋元真夏は「事前に公開されているYouTubeの映像ではサスペンス要素が強いですが、実は友情や仲間との絆を描いているヒューマン学園ドラマでもあるので、そこにも注目していただけたらと思います。3期生も全員が出演しているので、新世代の乃木坂の勢いを感じていただけると思います」と挨拶。
さらに「ただ怖いだけじゃなくて、友情なども深く描かれているので、ただのアイドルドラマではないと私は思います。舞台の方は体感型ということで、新しいジャンルにも足を踏み入れたと思います。(どのメンバーが印象に残ったかと問われ)本当に一人一人に個性があるんですけど、特に印象に残っているのは鹿児島出身の大園桃子ちゃん。セリフを言う前に"このイントネーションで合ってますか?"って聞いてたんですけど、それが鹿児島弁のイントネーションで(笑)。でも、直そうとして必死に頑張っている姿を見て心を打たれました」とアピールした。
そんな3期生の与田祐希は「キラキラしている私たちだけじゃない、ファンの皆さんも初めて見るような一面をたくさん見ていただけると思います」とコメント。
また、梅澤美波、吉田綾乃クリスティー、佐藤楓とともに、"いじめっ子グループ"を演じるという山下美月は「私がいじめさせていただいたのが渡辺みり愛さんなんですけど、やっぱりすごく気を遣ってしまって、タメ口で話すのも大丈夫かなと思いましたし、実際いじめさせていただいた後は謝らせて頂きました(笑)。でも、みり愛さんはすごく優しいので"大丈夫だよ"って言ってくださいました。だから私も"先輩暖かいな~"と思いながら、心置きなく罵倒させていただきました(笑)」と話し、会見場の笑いを誘っていた。
プロジェクトはさらに第3弾として、ドラマ出演者が登場するスマホ向けゲームのほか、第4弾として3期生の岩本蓮加、伊藤理々杏、阪口珠美が欅坂46・けやき坂46のメンバーと共演する二度目の舞台が予定されている。
■各出演者のコメント
久保史緒里(花村穂花役)「映像のお仕事に興味があったので嬉しい気持ちで一杯でした。自分が高校生のうちに、高校生役を演じられたので、よりお芝居が好きになりました。」
山下美月(金村優衣役)「"スクールカースト"のトップで、医者の娘で、学校一のいじめっ子という、ドラマの中の一番の悪役のポジション。すごく光栄に思っております(笑)。自分との共通点はないですね。そう信じたいです(笑)。すごく嫌な子だと思っていただけるように演じさせていただきました。」
与田祐希(甲斐聖役)「きょういらっしゃらない飛鳥さん、未央奈さんと長い時間一緒に撮影させていただいたんですけど、優しい先輩方なので、空き時間を使ってわからないことをたくさん相談させていただきました。」
星野みなみ(秋吉凛)「天真爛漫なクラスのムードメーカー役です。ずっと喋っていたいタイプの私に似ているので緊張しませんでした。寺田とペアなのですが、いつもの仲の良さが出ていればいいな。」
梅澤美波(木内加奈)「映像のお仕事はほぼ初めてだったので不安もあったんですが、先輩方も一緒でしたし、最初の一歩がみんなと一緒に踏み出せるので安心感がありました。スキルアップにもつながると思って嬉しかったです。でも、撮影中は本気で怖いと思うシーンもありました(笑)」
伊藤純奈(五十嵐麗奈)「怖い雰囲気を出すために照明もこだわっていただいていると思います。シリアスなシーンも多かったし、本当に怖かったので、気持ちを作るのが大変でした。」
新内眞衣(美しい女)「私だけ名前がない役で、他のメンバーと一緒のシーンもあんまりなくて(笑)。演技ではあんまり笑顔がなかったんですが、飛鳥、真夏とのシーンの撮影のときには、アプリの交換機能で私の顔と飛鳥の顔を交換して遊んだのが楽しかったです(笑)」
佐藤楓(関あずさ)「撮影が終わったあと、メンバーと一緒にスナック菓子を帰りの車の中でリフレッシュしてました。すごく美味しかったので、帰りのコンビ二でも買って、夜中にポリポリと(笑)。ドラマ撮影中は食べちゃいました。内心は真面目で周りに合わせている感じの役柄なんですけど、学生時代の自分に似てると感じました。」
大園桃子(先川柚月)「結構しっかりした性格の子の役で、"守る側"なんです。自分と違って大変でした(笑)」
寺田蘭世(榊瀬名)「それぞれ役に細かく設定があります。私は星野への愛が強い役なんですが、実際に先輩なんですけど愛しているので(星野は"うそつけ~"と照れ笑い)、しぐさにもそれが出ていると思います(笑)」
渡辺みり愛(佐倉鈴音)「いじめられっ子役なんですけど、最初は"後輩にいじめられるって、うわっ…"と思いましたし、まだ3期生とも少し距離があったので、緊張しました。美月ちゃんが一番いじめるんですけど、演技なのにめちゃくちゃ強くて、苦しくなっちゃって、どう反応すればいいかって大変でした(笑)。(山下は小声で"スミマセン…(笑)"と恐縮)」
鈴木絢音(藤崎真里奈)「真剣に演技していたんですけど、カメラテスト中に堀未央奈さんを泣かせてしまいました。そして、それを見て笑った飛鳥さんを見て楽しくなりまた(笑)」
中村麗乃(椎名美琴)「ゲームの撮影ではたくさんの衣装を着て撮影しました。カラフルな衣装もあり、攻撃するポーズもあって、楽しかったです。ドラマでは阪口珠美とのペアなので楽しみにしていて下さい。」
岩本蓮加「舞台は何回か今までも出演させていただいたんですけど、今回はホラーの現場なので、暗い感じで怖くて、演技しながらビビってました。頑張りました。」
吉田綾乃クリスティー「いじめっ子グループの一人の役なので、普段吐かないようなセリフがすごく新鮮で楽しかったです。ゲームの撮影ではモデルガンとか、テレビでしか見たことのなかったものを持ったり、普段できない経験にワクワクしました。」
伊藤理々杏「初めてのドラマ出演でいい経験をさせてもらいましたし、第4弾の舞台にも出演させていただくんですけど、ドラマもゲームも含めて加速していくザンビプロジェクトの勢いをもっともっと加速させられたら。」
向井葉月「叫ぶシーンが多くて(笑)。一日で人生初くらい叫びました。疲れも吹っ飛ぶくらいの大声を出して、ストレス発散になりました」。
阪口珠美「ドラマもゲームにも参加させていただけて嬉しいです。舞台にも出演させていただくんですが、前回の舞台よりもさらにパワーアップした体感型になっているので、覚悟して来てほしいと思います。」