お笑いコンビの千鳥(大悟・ノブ)が15日、都内で映画『TAXi ダイヤモンド・ミッション』(1月18日公開)の公開直前PRイベントを行った。

コンビでVRを使用してのレース対決を行った大悟は「世田谷の分離帯でユラユラしているのがいたから、それは抜いといた」とお笑いコンビ・インパルス堤下敦による不祥事エピソードをネタにすると、すかさずノブも「堤下はVRにはおらん!どんなファンタジーやねん!」と反応。堤下は同日、謹慎明け後初の映画イベントを神奈川県で行っていた。

フランスを代表する映画監督リュック・ベッソンが製作&脚本を務め、新感覚カー・アクションとして全世界に旋風を巻き起こした映画『TAXi』シリーズの第5弾。超絶ドライビングテクニックを持つスピード狂の警官マロと間抜けなタクシー運転手エディが、強盗団から世界最大のダイヤモンドを守り切るため、南仏マルセイユを爆走する。
日本語吹き替え版声優初挑戦の大悟は「オファーをもらったときに『どっちをやってくれてもいい』と言われて驚いた。その辺も自由。どっちの役をやってもいいなんて今まで聞いたことがない」と驚きも「本編を観たら確かにどちらがやってもいいキャラだった」と笑わせた。ノブも「アフレコ現場も自由で、叫ぶ声も好きなようにやっていいと言われた。こっちのアドリブを求められて楽しい収録になった」と振り返った。

また千鳥には『TAXi』との浅からぬ縁があるようで「一作目は大悟の大阪の一人暮らしの部屋で観た覚えがある」とノブが回想すると、大悟は「ワシが大阪でお笑いを一人でやっていた時代に、岡山から来たノブと二人でレンタルショップに行って『TAXi』を借りて観た。その頃から、いつかこの映画の声優をやりたいと言い合っていた。本当に夢が叶った」とボケ。それにノブは「どうして声優!?出るんじゃなくて!?」とツッコんでいた。

テキスト・写真:石井隼人
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