俳優・哀川翔の次女で女優の福地桃子が16日、都内で行われた初主演映画『あまのがわ』（2月9日公開）の完成披露試写会に柳喬之、生田智子、水野久美、古新舜監督、遠隔操作ロボットOriHime開発者の吉藤オリィ氏と参加した。
母娘の確執を演じた福地は「お母さんって本当に大変なんだと、この映画を通してお母さんに対する尊敬の念が生まれました」とシミジミ。和太鼓演奏シーンにも挑戦し「一ヶ月くらい練習して真剣に間違えないように心掛けました。最初の一週間くらいに手にマメができたら『下手な人ができるマメだ』と言われて悔しくて…。でも最後には上手な人ができるマメができた。上達ぶりが目に見えるようで嬉しかった」と熱演を報告した。
今話題の遠隔操作ロボットOriHimeを相手役に共演したが「ともに撮影を頑張ってもらって、最初はロボットとどうやってお芝居をするのか『？』が浮かんだけれど、物語上で距離が近づくように、私もOriHime相手に同じ人間のように喋っていることに気づいて、役の気持ちを体感することができました」と技術の進歩に驚き。映画初出演&初主演で「映画作りの裏側に自分も関わることができて、皆さんの思いが詰また作品。この場に立てるのが嬉しい」と喜色満面だった。
テキスト・写真：石井隼人
