「9435万円が必要」夢を追って無職の34歳・男性 堀潤「日本は今、不幸ですか?」
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 15日、デーモン閣下がMCを務める「10億円会議 supported by 日本財団」がAbemaTVで放送された。

 「世の中の役に立ちたい」という思いを抱える参加者が、様々なジャンルのスペシャリストからなる審査員5名に向けて、取り組みたい事業についてプレゼンを披露。見事審査員5名の心を掴み「合格」した者のみが、日本財団が用意した10億円から必要な資金提供を受けられるというバラエティ番組だ。

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 「移動型バンジージャンプを作るために9435万円が必要」と説くのは、野々村哲弥(34歳)。12年前に初めてバンジージャンプをした際に達成感を覚え、「(学生や社会人1年目など)これから自信を持って行くべき人に飛んでいただきたい」「日本の若者を幸せにしたい」と、移動型のバンジージャンプ施設を作りたいのだという。勤めていたラジオ局を3カ月前に辞めるなど、本気度の高さがうかがえる。

 しかし、審査員を務める元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤から「日本は今、不幸ですか?」「バンジージャンプを飛んだら自己肯定感が芽生えるとのことだが、検証はされましたか?」などと質問されると、「まだです……。それを検証するためにもバンジージャンプ屋をやりたい」と、明確なデータを出せずにたじろいでしまう。

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 「日本にあるバンジージャンプの会社って儲かってるんですか?」と金銭的な面にメスを入れたのは、歌舞伎町のキャバ嬢兼経営者・桜井野の花だ。しかし「儲かってると思います……」とまたも歯切れの悪い回答を繰り返した野々村。通常のバンジージャンプは1回ごとに参加料を取るタイプのビジネスであり、飛ぶ高さが高いほど人気という理由から、「だとしたら、移動式ってキツいですよね?」と、収益性の乏しさを指摘されてしまう。

 プレゼンが進むうちに、そもそも法律上移動式バンジージャンプの運営は厳しいのではないかという問題が浮上し、法律家への相談も行っていないことも明らかになる。全体的なプランの詰めの甘さにより、最終的に野々村のプレゼンに賛同した審査員は0人。厳しい現実に野々村は「1人も…1人も立ち上がってくださらなかった」とショックを隠せない様子だった。

(C)AbemaTV


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