21日、映画『サムライマラソン』(2月22日公開)の完成披露イベント&レッドカーペットイベントが行われ、主演の佐藤健をはじめ、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、竹中直人、小関裕太、木幡竜、バーナード・ローズ監督が出席。バーナード監督の独特な撮影手法について、佐藤が衝撃の大きさを語る場面があった。

本作は、日本史上初めてのマラソン大会といわれる「安政遠足(あんせいとおあし)」を舞台にした土橋章宏の小説「幕末まらそん侍」(ハルキ文庫)を映画化した、幕末エンタテインメント。勝てばどんな望みも叶えられるという夢のようなマラソン大会が、いつのまにか江戸幕府の陰謀によって、藩の存亡をかけた戦いへと変貌していく物語だ。
イベント冒頭の挨拶で「衝撃の現場だった」と口にした佐藤。イギリス出身のバーナード監督のもと行われた撮影は、戸惑うことも多かったようだ。オファーを受けた際の心境を問われた際も「海外の方と仕事したいという気持ちはずっと思っていたので、こんなチャンスは逃したくないと思って、ぜひやらせていただきたいと現場に飛び込みました」と喜びを語りつつ、「まさかこんなことになるとは…」と苦笑いを浮かべた。
佐藤はバーナード監督の「台本を見るな」という指示に驚いたと言い、「(台本を)気にするなと言うんですよ。言いたいなら言ってもいいし、言わなくてもいい」と説明。佐藤は役柄上あまり喋らなかったそうだが、「逆に森山さんなんかはすごくご自身で台詞考えられて。脚本家は、ほぼ森山未来ですね」と話し、会場を笑わせた。

だが、佐藤はまだ話したいエピソードがたくさんあった様子。最後に挨拶を求められると、「ちょっと全然語り足りないんですけど、時間が来てしまいました」と惜しみつつ、「一切の常識が通用しない、何もかも初めての挑戦という環境のもと、かなりもがきながら、それぞれがいつも以上に自分の役と向き合いながら、時に力を合わせながら、この映画を生み出しました。新時代における時代劇の形を提案できるのではと思っています」と自信をのぞかせ、イベントを締めくくった。







テキスト:水野梨香
写真:オカダマコト
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