40代に見えない“美魔女”たちの挑戦「90歳でもハイヒール履ける人生を」
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 SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では「ミセスコンテスト命!の美魔女たち」を放送。ミセスコンテストに出場した美魔女たちが集結した。

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(▲『ミセスジャパン2017』日本代表の三村遥さん)

 2児の母で矯正歯科医の三村遥さんは『ミセスジャパン2017』日本代表という実績を持つ。現在42歳だという三村さんは「私は『ミセスジャパン』というコンテストに1度トライして。日本代表として昨年世界大会に行ってまいりました。(世界大会と)提携していて、アジア主要国のだいたい10カ国ぐらいの方々が集まったコンテスト。賞はもっとたくさん獲得されている方もいるので、もっともっと精進していかないと……」と語った。

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(▲MCのSHELLY)

 収録が始まったところで、番組MCのSHELLYが「(スタジオに)鞄を持って来られていましたよね。鞄の上に座っていません!?」と三村さんの座席に目を向ける。すると、三村さんは、小さなハンドバッグの上に腰掛けていた。

 三村さんは「ちょっと(私の)サイズが小っちゃいんですよ。今日は他の出場者さんの背が高いので。(番組からの希望かどうか聞かれて)違います、違います。私、子どもに見えちゃうので」と自主的に他のゲストの座高に合わせたことを明かした。

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 身長について、三村さんは「私153センチなんですよ。高身長の方が舞台映えするので、153センチで世界の舞台に、というのはちょっとあまりにも無謀な戦いかもしれません」と語った。

 ミセスコンテストの条件は、結婚歴もしくは母になった経験があること。離婚歴のある女性やシングルマザーも参加できるという。三村さんは「11歳と13歳の息子がいます。今思春期で。あまり、家族は(ミセスコンについて)『すごいね』とは思っていなくて……」と明かす。

 ミセスコンテストに出場するきっかけは、何だったのだろうか。三村さんは「コンテストの審査基準が“自信”だったんです。今まで見たコンテストで、自信が審査基準のものはなかった。(コンテストは)初めてだったんですけど、これだったら、これに出場したら私は自信が持てるかもしれない。(それまで自信が)あまりなかったんです。特に舞台が苦手で」と意外な過去を打ち明けた。

 普段は矯正歯科医師をしている三村さんは「歯並び専門でやっていて、主人と開業しています。もともとアナウンサーになりたくて、すごく憧れがあった。家庭の事情で歯科医になりました。子どもが2人小学校にあがったのをきっかけに、芸能活動を始めて。自分にとっては、やりたかったこと」と昔からスポットライトを浴びる職業への憧れが強かったことを語った。

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(▲エッセイスト・紫原明子)

 エッセイストの紫原明子が「歯医者さんになるのって、大変じゃないですか。先生って呼ばれる仕事だから、もう“何者”かではあるわけですよね。結果を出している。でも夢が叶わなかったことはカバーできなかった?」と聞くと、三村さんはこう語る。

「私の中では、世の中に何かを発信するというのが、やりたかったこと。もちろん、クリニックに来ていただける患者さんに対して言うことはできますが、もっと広いところで自分が今やっていることを発信できるようになりたいと思ったんです。例えば舌のトレーニングとか、普段子ども向けにやっていることを大人の方にもお伝えすることでアンチエイジングの手助けができる。歯の老化も防げる。あまり知られていないことを、私の立場で伝えていけたら」

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(▲ドラァグクイーン・BIBIY GERODELLE)

 番組の中で三村さんが「人前が苦手で、舞台なんて絶対無理と思っていましたが『無理なことに挑戦する年』にしようと思って……」と話すと、ドラァグクイーンのBIBIY GERODELLE(ビビー・ジェローデル)は「分かりますね。挑戦することはすごく楽しいし、そこまでのプロセスが実になる」と共感した。

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(▲第4回『ミセス日本』グランプリ/山口マユウさん)

 一方、2011年に行われた第4回『ミセス日本』でグランプリに輝いたウォーキングスペシャリストの山口マユウさんはきっかけをこう話す。

「ウォーキング教室をしていて、生徒さんがミスユニバースにファイナリストに選ばれた。週2、3回いらっしゃってたんですが、(コンテストの)キャンプが始まって精神的にどんどん追い詰められていく中で私に言った言葉が『コンテストに出てみたら、私の気持ちが分かるよ』だった。そこで、ネットで調べて『ミセス コンテスト』と検索したら1つあがってきたのが、『ミセス日本』でした。『じゃ、出てみるわ』と。経験しないと、伝える立場としては生の声を伝えられない」

 ミセスコンテストのスピーチでは、具体的にどんな内容を語るのだろうか。現在49歳だという山口さんは「課題に3分間のスピーチがあった。自分の40数年の人生を3分にまとめきれなくて、最終的に『90歳になってもハイヒールの履ける人生を』と、ひと言で言いました。寝たきりを予防していきたい。社会貢献していきたいと思った」と語った。

 山口さんは「子どもが2人いまして、娘は25歳。息子が23歳。私の本選大会の時に、娘が応援に来てくれました。見守ってくれていたんですよ。それが、逆に、緊張ではなくて、思いがこみ上げてきた。『ママを見守ってくれてる!』って。すごい成長したなと思って、スピーチしながらウルウルしてしまった」と、コンテストを振り返った。

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(▲『ミセスジャパン2018』東京大会ファイナリスト・ほこいわ陽子さん)

 『ミセスジャパン2018』東京大会ファイナリストで現在41歳のほこいわ陽子さんは「以前は顔のニキビが酷かった。人前に出るのに苦手意識があって。今回の大会の依頼をもらったときも、300名の前でスピーチしたりウォーキングをしたり、今までの自分だったら人前に出るなんてできなかったんですが、でも今はアロマなどいろいろな勉強をしてきて、だいぶ肌が変わってきた。自信を持って前に出てお話できたのが自信に繋がりました」と語った。

 フェミニンケアという女性のデリケートゾーンケアを伝える仕事をしているほこいわさん。「お茶会も全国的に開催している」と活動を紹介。家族について「2歳3カ月の娘がいます。結婚は2回目で、私は“星”が1つ付いていて。3年前に再婚しました。大会のときは娘が1歳8カ月でした」と告白。

 離婚歴を“バツ”などの表現ではなく、“星”で表したほこいわさんに、BIBIY GERODELLEは「星よ、星!」と反応。ほこいわさんは「大変でした。私は関西にいるのですが、ご縁があって東京大会に出たので。娘のことが気になりながらも、主人に2泊3日子守りをしてもらいました」と振り返った。

 もともとミセスコンテストを知らず、興味もなかったというほこいわさん。出場のきっかけは、東京大会のエリアディレクターの女性からFacebookのメッセージをもらったことだという。

「ある日突然Facebookに東京大会のエリアディレクターの女性から出場依頼が来た。私の普段の活動を見てくださっていたみたいで。『人生が変わるので、1度出てください』と言われた。1歳8カ月の娘もいて、今までモデルやウォーキングの経験もまったくない。1度お断りしたんですが、『諦めずにチャレンジしてください』と言われて。そこまで言ってくださるんだったら、と思って。既に大阪大会の募集締め切りが終わっていたので、東京大会に出ることになりました。練習はたった2週間」

 そんなほこいわさんは、審査で「主婦でもママでも好きなことをして輝いていたい」という夢をスピーチ。「2歳3カ月の娘は今まで7カ国旅行している。子連れ旅を8カ月の頃からしていて、そこをアピールしました。世界大会はマレーシアで、得意の中国語を生かして、最後のワンフレーズを『世界大会に出たい』ということを中国語で言いました。おそらく、そこを評価されて個性豊かな“パーソナリティ賞”をいただけたのかなと思います」と振り返った。

(C)AbemaTV

(AbemaTV『Wの悲喜劇』より)

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