今年も“最もジュエリーが似合う著名人”が発表された。国際宝飾展の併催イベント「第30回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」の授賞式が24日、東京ビッグサイト(東京・江東区)で行われ、女優の吉岡里帆ら、各世代9人が表彰された。
20代部門で受賞した吉岡は、祖母が大切にしていたダイヤのネックレスを“二十歳のお祝い”として譲り受けたエピソードを披露した。
「祖母が、とても大切にしていたダイヤのネックレス。一生懸命に働いて、自分のために購入したそうです。子供の頃、ブルーのベルベットの箱に入っていたのを記憶しています。(ネックレスが)綺麗だと思っても、触っちゃいけないという意識がありました。そう、私にとって憧れのジュエリーでした」
「私が二十歳になったときに、ずっと大切にしまっていたそのダイヤのネックレスをプレゼントしてくれたのです。そのときに祖母が『二十歳でもう大人やから、たった一つでも本物を持っていたら、自分に自信が無くなったときに背中を押してくれたり、大丈夫と思える、そんなお守りになるから』と言ってくれたのです」
「それは今でも、大事なお守りです」としみじみ。「いつか、そのネックレスを自信を持って着けられよう、成長していきたいなと思っています」とさらなる飛躍を誓っていた。
表彰にあたっては、出展企業や来場者など関係者へのアンケートをもとに選出。過去1年間を通じて「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」そして、「今後もさらにジュエリーを身に付けて欲しい人」を世代や性別に分けて選考されていた。
『日本ジュエリーベストドレッサー賞』第30回の受賞者
10代 浜辺美波(女優)
20代 吉岡里帆(女優)
30代 橋本マナミ(タレント/女優)
40代 常盤貴子(女優)
50代 紫吹淳(女優)
60代以上 森昌子(歌手)
男性部門 舘ひろし(俳優)
特別賞男性部門 加山雄三(歌手)
特別賞女性部門 コシノジュンコ(デザイナー)
テキスト・写真:野原誠治