1977年に公開され、そのあまりにセンセーショナルな内容がゆえ物議を醸し、後に伝説的ホラー作品として継がれる名作『サスぺリア』をルカ・グァダニーノ監督により再構築した同名作品が先週1月25日(金)より公開。初日1月25日(金)~27日(日)の週末3日間で全国59館、動員:15,262名/興収:21,114,200円をあげる好調なスタートを切った。

客層は40代~50代を中心に高稼働したが、20代~の映画ファンも多く見られ、本作の名物コピー「決してひとりでは見ないでください。」の通り、カップルや夫婦、ペアなどで鑑賞する人も多く、老若男女幅広い客層がつめかけた。
公開後のSNSでの口コミでは「最高!今年1月にして年間ベスト確定!」、「美しすぎる!」「これは本物のド傑作!三回目も行く」などリピーターも続出である一方、「グロ耐性のある僕でもドン引き・・・」、「難解すぎる」、「これがサスぺリアのリメイクだなんて認めない!」等、賛否両論が巻き起こっている。さらにはSNSでは「鑑賞中に気絶して、途中退場」とまさかの失神者も!?
そして劇場では、パンフレットが相次いで完売、全国的品薄状態という予想を超える事態となるほか、先日開催された町山智浩氏によるトークショーも発売開始直後に即完。そして話題となったヒグチユウコ氏が手がけるオリジナルポスターの300セット限定販売も1日で売り切れという、まさに40年もの時を経て再び“サスぺリアブーム”が到来!?の異例自体が起こっている。
ストーリー
1977年、ベルリンを拠点とする世界的に有名な舞踊団<マルコス・ダンス・カンパニー>に入団するため、スージー・バニヨンは夢と希望を胸にボストンからやってきた。初のオーディションでカリスマ振付師マダム・ブランの目に留まり、すぐに大事な演目のセンターに抜擢される。そんな中、マダム・ブラン直々のレッスンを続ける彼女のまわりで不可解な出来事が頻発、ダンサーが次々と失踪を遂げる。一方、心理療法士クレンペラー博士は、患者であった若きダンサーの行方を捜すうち、舞踊団の闇に近づいていく。やがて、舞踊団に隠された恐ろしい秘密が明らかになり、スージーの身にも危険が及んでいた――。
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