
■MC・夏目三久を初共演のタコが翻弄!? 夏目「新しい番組を発信できそう!」とワクワク
2012年4月から7年にわたり、土曜の深夜に人々の好奇心をくすぐり続けてきたMC・夏目三久が、2月2日より新番組『ポルポ』(毎週土曜、深夜1:00~1:30)をスタートさせる。
ポルポはイタリア語で「タコ」のこと。本番組でMC・夏目のお相手を務めるのは、タコの「ポルポ」。好奇心旺盛で学習能力が高いポルポは、街をぶらつきながら「ギモン」を発掘。取材して得た答えを、スタジオで夏目に報告する。
番組ではポルポが主導権を握り、ギモンの答えをひも解きつつ、時折しれっと容赦ない毒舌で夏目を挑発。ポルポと初共演すると聞いたときは驚き、「『なんでタコ(のキャラクター)なんだろう!?』と思いました(笑)」という夏目だが、目新しい設定に思わず興味を覚えたそう。
初収録では戸惑いながらも、ポルポを相手に独特なコンビネーションを発揮しました。収録後、夏目は「まだ完全には手応えをつかみきれていませんが」と苦笑いしながらも、「収録は楽しかったです。また新しい番組を発信できそうで、私自身もワクワクしております。ポルポに対するリアクションももう少し磨き、いつでも受け身を取れるようにしていきたいですね」と、意欲をのぞかせた。
■“当たり前すぎて気づかないギモン”を次々と解明! 夏目の疑問は「今の若者の考え」!?
ポルポとその仲間たちが街で発掘&調査する「ギモン」は、「なんで家の外に名前を書くの?」という表札に関するギモンや、「時計はなんで右回りなの?」といった“人間はみんな当たり前だと思っているけど、タコからしたら「?」なギモン”の数々。初収録から、夏目も「考えたこともなかった! “ギモン”に思ったこともなかった!」と目を丸くする事柄の真相が、次々と飛び出す。
「仕事中はいつも『なんでだろう?』と考えるよう心がけているんです。でも、オフのときは何も考えないようにしているので、基本的に“ギモン”すら湧いてこず…」と打ち明ける夏目。そんな彼女に少々ムチャブリではありますが、当たり前になっているけどギモンに思うことを尋ねると…「今の若者が何を考えているか・・・?」との答えが。
「私は最近、SNSやインターネットを使って育ってきた若い世代と、会話が噛み合わなくなってきているんです。例えば、若者が動画などを配信するのも、ただただスゴいなぁと感心している状態でして…。そのパワフルさを理解しようと思ってもできない自分が悲しくもあり、今の若者が何を考えているかに興味がありますね」と夏目。もしかしたら彼女のギモンの答えもいつか、番組で解き明かされるかも…!? さまざまなテーマで思いもよらないギモンを掘り起こし、果敢に解明していく『ポルポ』から目が離せない。
■週替りのサブコーナーも充実! 初回は街の人々に特定の言葉の意味を聞く「タコウ辞苑」稀勢の里引退で揺れる夏目がぜひ意味を聞いてみたい“好きな言葉”は…「貫く」!
番組では、多彩な週替りのサブコーナーもご用意。2月2日放送の第1回では、広辞苑で調べてもしっくりこない言葉の意味を街ゆく人に聞き込み調査する「タコウ辞苑」を放送する。第1回は「絆」の意味を調査。個人の経験を踏まえた感動秘話も飛び出し、「絆」の意味だけでなく、その深みも感じさせてくれる調査結果となった。
収録後、自身が絆を感じたエピソードとして「節目節目で必ずお互いのことを思える人がいてよかったなって思わせてくれる年賀状」を挙げた夏目。そんな彼女がぜひ街の人に意味を聞いてみたい“好きな言葉”は「貫く」という言葉だとか。「今は稀勢の里の引退で頭がいっぱいなので、『道』や『貫く』といった言葉ばかりが浮かんできちゃって…!」と、大の相撲ファンらしい返答で、取材陣を沸かせた。
■夏目三久 コメント
――初収録の感想をお聞かせください。
この番組はキャラクターと会話するという、私が今まで経験したことのないスタイル。まだ完全には手応えをつかみきれていませんが(苦笑)、収録は楽しかったです。1秒に急かされる生放送番組とは違い、いい意味で緊張感がなく、ゆる~くできました。私はこれまで進行を担当することが多かったのですが、今回はポルポが進めてくれるので、気楽にやらせていただいています(笑)。ポルポに関しては最初「なんでタコ(のキャラクター)なんだろう!?」と思いましたが(笑)、どうやらタコはとっても頭が良くて、心もあるそうなんです。そういったタコならではの切り口とともに、また新しい番組を発信できそうで、私自身もワクワクしております。ポルポに対するリアクションももう少し磨き、いつでも受け身を取れるようにしていきたいですね。ポルポもかわいいので、みんなに愛されればいいな、と思います。
――白を基調にした“タコ壺に囲まれたセット”については、いかがですか?
少し閉塞感があるセットなのですが、それが逆にポルポとの距離を縮めてくれて、会話しやすかったですね。番組に参加させていただくたび、「物理的な人との距離は、意外と心の距離と比例したりするな」と感じているので、こうやってキュッとした空間の中でやるのは意外と悪くないな、と思っています。
――『ポルポ』をどんな番組にしたいですか?
この番組が放送される土曜深夜は、皆さんがちょっと夜更かしをして、ぼーっとテレビを見ている時間帯だと思うんです。なので気張ることなく、「見てよかったな」と思ってもらえる番組にしたいです。
――夏目さん自身が当たり前だけど、よく考えてみたら“ギモン”だな…と思うことは何ですか?
仕事中はいつも「なんでだろう?」と考えるよう心がけているんです。でも、オフのときは何も考えないようにしているので、基本的に“ギモン”すら湧いてこず…(苦笑)。(しばらく考えて)私は最近、SNSやインターネットを使って育ってきた若い世代と、会話が噛み合わなくなってきているんです。例えば、若者が動画などを配信するのも、ただただスゴいなぁと感心している状態でして…。そのパワフルさを理解しようと思ってもできない自分が悲しくもあり、今の若者が何を考えているかに興味がありますね。今は若いアナウンサーたちにいろいろ教えてもらいながら、時代に乗り遅れないようにしています。
――街の人々に特定の言葉の意味を尋ねる「タコウ辞苑」のコーナーでは、「絆」という言葉を取り上げましたが、夏目さんが最近「絆」を感じたエピソードなどあれば教えてください。
年賀状です。小学校から大学時代の友人など、年賀状だけでつながっている人もいるのですが、ちょっと近況が書いてあったり、私のことを見てくれているような一言があったりすると、うれしくて…! マメに連絡し合ってはいないけど、節目節目で必ずお互いのことを思える人がいてよかったなって、お正月のたびに思います。いい距離感でいられる友達は大事にしたいな、と思います。
――「タコウ辞苑」でぜひ街の人に意味を聞いてみたい、夏目さんの好きな言葉は何ですか?
今は稀勢の里の引退で頭がいっぱいなので、「道」や「貫く」といった言葉ばかりが浮かんできちゃって…! 人それぞれの「貫く」とは何かを聞いてみたいですね。
