キャスティング理由は「胸を出せるから」椎名香奈江、“セクシー枠”女優からの脱却誓う

　1月26日（土）深夜0時、AbemaTVで放送された「全日本〇〇グラドルコンテスト -アビリティ-」に、ドラマ「リーガルV」「ブラックスキャンダル」などへの出演経験もあるグラドルの椎名香奈江が出演。156名のオーディションから選抜された8名により争われた「全日本演技派グラドルコンテスト」で頂点に立ち、優勝者特典としてAbemaTVで4月に放送される予定のドラマへの出演も決定した。

　椎名は三者で争われた決勝戦「即興演技」に臨んだ。与えられた状況設定のもと俳優の袴田吉彦相手にアドリブで演技し、ラストは状況と無関係なセリフで締めるという難易度の高い課題だ。椎名に与えられたのは「深夜のコンビニで働く店員と、来店した残業終わりの会社員」という設定。締めのセリフは「これでようやく地球は救われたわね」というもの。

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　レジに立つ椎名は、客の袴田に対し「あのお」と声をかけ、「変身できる方ですよね」と切り出した。戸惑う袴田に「変身するやつ、持ってますよね。あと15分したら怪人ブタノケツが来るんです。倒していただけないでしょうか」と畳みかけた。袴田が頷くのを確認して、ほっとした様子で「これでようやく地球は救われたわね」と結んだ。

　課題から演技まで考える間もないという状況下、鮮やかにフィニッシュまで持っていったアドリブ力、演技力を井筒和幸監督ら審査委員は高く評価。満場一致で椎名を優勝者に推した。井筒監督は椎名の演技を「自然だった」と評したうえで、「演技をするってことは演技をしないってことなんですよ」と持論をぶった。

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　椎名はグラドル活動と並行して、2018年にはオファーを受けて数々のドラマ出演も果たしている。ただしキャスティング理由は「胸を出せる」というもの。グラドルだからできる役割を受け入れたうえで、いずれは胸だけではなく演技力でも呼ばれるようになりたいという。この優勝を機に、女優業へのさらなる飛躍が期待される。

(C)AbemaTV

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