2月2日に放送された「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」第1節でトキドフレイムとウメハラゴールドが対戦。ウメハラゴールドがビギナーとハイクラスで勝利し優位に立つが、トキドフレイムのリーダー、ときどがウメハラを破り3-3のドローに持ちこんだ。
カプコン「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」は、プロプレイヤーが参加するエクストリームクラス、予選及びドラフトで選抜されたハイクラス、オーディションで選抜されたビギナークラスの3人1チームとし、3on3で熾烈なリーグ戦を行うもの。カプコン初となる「ストリートファイターV アーケードエディション」の公式チームリーグで、全10節が行われる。
試合ではチームごとに同じクラス同士が戦い、勝った側にエクストリームでは3ポイント、ハイクラスは2ポイント、ビギナーは1ポイントが付与され、合計点数で順位が確定する。全敗したチームはFinalact(泣きの一回)を行い、ビギナーまたはハイクラスの選手が勝利チームのエクストリームの選手と対戦し、勝てば3ポイントを獲得できる。合計ポイント上位1~3位のチームは3月に開催されるグランドファイナルズへと進出できる。
昨年開催されたオールスターリーグでは最下位に沈んだトキドフレイムのリーダー、ときど(使用キャラ:豪鬼)は、メンバーを一新して臨んだ今回のチームについて「面白いチームが組めた」と自信たっぷり。
ウメハラゴールドのリーダー、ウメハラ(ガイル)は「(自分は)性格的に本番迎えないと火が付かないんで、この試合の結果を見て、いろいろ言おうと思っている」と、まだチームとしての取り組みは本格化していないと告白した。
しかし始まってみれば、試合はウメハラゴールドペース。ビギナーのナガシマパイナポー(ラシード)、ハイクラスのオニキ(かりん)と連勝し、3-0とリードした。
トキドフレイムからすれば、ここで負ければ0-6と最悪のスタートを切るという状況下で迎えたエクストリームは、激戦となった。
1-1で迎えた第1バトル第3ラウンドは、ときどの豪波動拳を読んだウメハラが完璧な飛びこみからのサマーソルトを決めるが、ときどもすかさず反撃。竜巻斬空脚からの赤鴉空裂破を決め、最後はウメハラのEXサマーソルトキックを読みきってガードし、冷静にとどめを刺してまずはときどが先制した。
第2バトルも第3ラウンドまでもつれこむが、ときどが優勢に試合を進める。しかし追い詰められたウメハラに火が付いたのか、突如EXサマーソルトキックからの猛反撃を開始し、瞬く間にときどのHPを奪い取った。ときどのミスもありウメハラがあと一撃で勝利を手にしようとした瞬間、不意に間合いに踏み込んだときどが起死回生の投げを決め、ギリギリの競り合いを制し勝利した
死闘をものにしたときどは「(負けはしたが)チームメンバーがすごく真剣にやってくれていた」とメンバーの頑張りを称えていた。
第2節、トキドフレイムはネモオーロラと、ウメハラゴールドはマゴスカーレットと対戦する。この試合は2月3日(日)午後9時から放送される。
【試合結果】
△トキドフレイム 3-3 ウメハラゴールド△
ビギナークラス
●岬 康星(豪鬼) - ナガシマパイナポー(ラシード)○
両者ともに自分のキャラクターを良く研究しており、そつのない攻撃を繰り出しあう展開。第2ラウンドでは岬が瞬獄殺を決めるなど派手な場面もあったが、最後の競り合いではナガシマパイナポーの粘りが勝負を決めた。
ハイクラス
●ひびき(リュウ) - オニキ(かりん)○
互いにマッチポイントで迎えた第3バトル第3ラウンド。追いこまれたオニキは強烈な反撃を見せて一方的な流れに持ちこみ、最後は端に追い詰めてからの投げで勝利した。
エクストリームクラス
○ときど(豪鬼)- ウメハラ(ガイル)●
「ストリートファイターV」を牽引する、日本の代表的プレイヤー2名による対決。隙らしい隙など無いところに攻撃をねじ込んでいくハイスキルバトルが繰り広げられたが、最後はときどが競り勝った。
◆カプコンストリートファイターリーグ powered by RAGE
賞金は1位300万円、2位100万円、3位50万円、4位25万円、5位15万円、6位10万円。一般社団法人日本eスポーツ連合から発行されるJeSU公認ライセンスを持つエクストリームクラスのプレイヤーに授与される。ハイクラス及びビギナーの選手には特別な記念品が贈呈される。
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