2月3日に放送された「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」第2節でウメハラゴールドとマゴスカーレットが対戦。4-2でウメハラゴールドが勝利した。
前節のウメハラゴールドはビギナークラスのナガシマパイナポー(使用キャラ:ラシード)、ハイクラスのオニキ(かりん)が勝利しながらも、ウメハラ(ガイル)自身が負けてしまいドローに終わっている。
チームでの反省会はあったのかと尋ねられたウメハラは「ありました。負けた自分の反省はまだなんですけど、とりあえずナガシマさんのプレイには改善点はまだまだあるので、そこを重点的に強化しました」と、限られた時間で出来ることをやっているとアピール。
前節は全勝と最高の結果を出したマゴスカーレットのリーダー、マゴ(キャミィ)は「特に(反省点は)なかったですね。“よくやったお前ら!”と男同士の褒め合いになりました」と、雰囲気の良さを語った。
いざ試合が開始されたが、ビギナー最強と目される国定(エド)がナガシマパイナポーに敗れるという波乱の展開が待ち受けていた。
しかしハイクラスではさかがみ(バイソン)が勝利し、マゴスカーレットが2-1とリードしてエクストリームへと突入。
チームの勝利を賭けて戦うウメハラとマゴの勝負は、互いの手の内を知り尽くした者同士の緻密な駆け引きが繰り広げられる試合展開となった。
第1バトルは投げと投げ誘いを軸にした読み合いからの地上戦での削りあいが続いたが、マゴの飛び込みに対するウメハラのサマーソルトキックが効果的に決まり、まずウメハラがリードした。
第2バトル、ウメハラは待ちを中心に組み立て第1ラウンドを取りマッチポイントを迎えるが、第2ラウンドにマゴが上手くめくりを決めて取り返す。
第3ラウンドはウメハラがソバットとソニックブームを効果的に決め、じわじわとマゴの体力を削っていく。隙をついて攻め込もうととしたマゴに対し、EXサマーソルトキックが直撃し、ウメハラが圧倒的優位に。マゴはフルにたまったEXゲージをけん制に使い、投げを軸に反撃するが、ウメハラはそれを逆手に取り、投げを透かして逆に投げを決めて勝利を手中にした。
レジェンドらしい見事な技量を見せつけたウメハラは、勝利の瞬間チームメイトを振り返り、共に笑顔を浮かべていた。
第3節、ウメハラゴールドはフードガイアと、マゴスカーレットはトキドフレイムと対戦する。この試合は2月9日(土)の午後9時から放送される。
【試合結果】
○ウメハラゴールド 4-2 マゴスカーレット●
ビギナークラス
○ナガシマパイナポー(ラシード) - 国定涼介(エド)●
ビギナー最強と評判の高い国定に対し、ナガシマパイナポーはイーグルスパイクをメインに積極的な攻撃を仕掛け、前評判を覆す勝利を掴み取った。
ハイクラス
●オニキ(かりん) - さかがみ(バイソン)○
接近戦を得意とするキャラ同士の派手な削りあいが展開されたが、勝負所でのさかがみバイソンのラッシュ力が勝った。
エクストリームクラス
○ウメハラ(ガイル) - マゴ(キャミィ)●
マゴの飛び込みに対し、ウメハラはサマーソルトで迎撃し、優位に戦いを進める。マゴも巧みな駆け引きで食い下がるが、最後はウメハラが投げを誘い逆に投げを決めて勝利した。
◆カプコンストリートファイターリーグ powered by RAGE
プロプレイヤーが参加するエクストリームクラス、予選及びドラフトで選抜されたハイクラス、オーディションで選抜されたビギナークラスの3人1チームの3on3で戦う、カプコン初となる「ストリートファイターV アーケードエディション」の公式チームリーグ戦で、全10節。
試合はチームごとに同じクラス同士が戦い、勝った側にエクストリームでは3ポイント、ハイクラスは2ポイント、ビギナーは1ポイントが付与され、合計点数で順位が確定する。全敗したチームはFinalact(泣きの一回)を行い、ビギナーもしくはハイクラスの選手が勝利チームのエクストリームの選手と対戦し、勝てば3ポイントを獲得できる。合計ポイント上位1~3位のチームは3月に開催されるグランドファイナルズへと進出できる。
賞金は1位300万円、2位100万円、3位50万円、4位25万円、5位15万円、6位10万円。一般社団法人日本eスポーツ連合から発行されるJeSU公認ライセンスを持つエクストリームのプレイヤーに授与される。ハイクラス及びビギナーの選手には特別な記念品が贈呈される。
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