2日、映画『雪の華』公開記念舞台あいさつが都内で行われ、ダブル主演として紹介された登坂広臣と中条あやみ、橋本光二郎監督が登壇した。

そのイベント途中、あさって4日に22歳の誕生日を迎える中条へ向けて、ドッキリ演出をもって祝福する一幕があった。
ドッキリを仕掛けたのは登坂。企みを知っている司会者とグルになって、前触れもなく無言のまま、壇上を降りてしまい「あれれ、事務所NGの質問を振ってしまいましたかね」とアナウンスが流れる演出も加え、わざと気まずい雰囲気を作り出した。
ただそれは、舞台袖に準備してあった誕生祝いの花束を持ち出すタイミングに利用しただけ。登坂は、花束を手に再登場して「誕生日おめでとう」と笑顔で渡した。


登坂が何も言わずに舞台を去っていったためか「えーっ!本当に焦った。体調が悪くなって出ていっちゃったのかと思って…」と中条。「ヤバイ、この場をしのぐためにどうしようと思ったりもしました」と色んな心配をしたそうだ。

その焦りっぷりを聞いて、登坂は「大成功でした」とニヤリ。「役者っぷりを発揮しちゃいましたかね」といい気になってみせたが「でも、無言で去ってしまった感じだったから、やっぱり大根役者でしたね」とスグさま言い直し、笑わせた。

二人は、ちょうど1年前の今日(2月2日)、ロケ地であるフィンランドの首都ヘルシンキから撮影をスタートさせていた。その記憶がよみがえってきたようで、登坂が「去年もそういえば、サプライズでお祝いしました」と回想。
「あやみちゃんが撮影している隣の部屋で待機していて、みんなでビックリさせました。ケーキを差し出すときに、『HAPPY BIRTHDAY』と書いてある"パリピっぽい"サングラスまでかけて、勇気を出して『おめでとう』と祝ってあげたんです」(登坂)
「でも、クランクインして、2日目、3日目ぐらいだったからか、あやみちゃんは『ありがとう』と割かしサラッと終わった感覚があって…」と思い出すと、中条は大きく手を振って否定し、誕生日ソングである「Happy Birthday to Youの曲を、生まれて1番というぐらいに、いい声で歌われたこと、そこに感動しました」と告げ、二人の思い出として、なつかしんでいた。
同作は、世代や国を超えて愛され続ける冬の定番ラブソング・中島美嘉の「雪の華」をモチーフに、"期間限定"の恋を切なく描く、大人のためのラブストーリー。昨日から公開が始まっていた。













テキスト・写真:野原誠治
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