2月6日(水)に放送されたバナナマン日村勇紀の冠番組『日村がゆく』(AbemaTV)にて、人気企画「高校生フォークソングGP 2nd Season」が開催され、登場した高校生のオリジナルソングに日村が衝撃を受けた。
日村を驚かせたのは、エントリーナンバー2番の大阪出身の高校3年生、リッキーくん。将来は、ドラマや映画で曲が流れるようなシンガーソングライターを目指しており、いつか大阪城ホールでライブをしたいという少年。普段は、大学生の姉と組み「リサとリッキー」というユニットで活動しているそうだ。
今回、リッキーが披露したのは歯をテーマとした楽曲『Teeth』。「歯の神経をとる治療をして、夜眠れないくらいめちゃくちゃ痛くなって。そのときの辛さやイライラを書きました」というちょっと変わったオリジナルソングだ。曲が始まる前には「そんな歌って書いた人いるんですかね」と不思議顔だった日村だが、曲が始まった瞬間にそのパフォーマンスと歌詞に聞きほれた様子を見せた。
「頭に響くあの音 いつ終わるかの恐怖 耐えられるか心配だ 神経質にもなる」という歌詞から始まった『Teeth』。続けて、リッキーくんは「終わったら痛さで怒鳴りつくす 誰かともイライラで喧嘩する 取ってくれよ この痛みを気付いて」と熱唱。日村は「激しかったね~。痛かったんだね~。伝わってくるよ」と、日村も歯で苦労した経験があることから、心に響いたようだ。
審査員として登場していた「スカート」の澤部渡は「安心して笑えるのはちゃんとうまいからだと思う。ギターのプレイもこざかしいくらいにテクニックを盛り込んでて。それがあったからこそ安心して笑えたんだと思う」と評価。
もう一人の審査員「YOUR SONG IS GOOD」のサイトウ“JxJx”ジュンは「歯が痛いというのを、歯という言葉を使わないで表現しているところも凝っていて、洒落てるなって」と絶賛し、日村も「辛いことが笑いになるのが面白いよね」と褒め称えた。