2月1日、『株式会社ニシノコンサル』(AbemaTV)が放送された。キングコング・西野亮廣がさまざまな悩みを抱えた相談者を相手に名案・妙案・オリジナルアイデアを提案する新感覚コンサルティング・リアリティーショーだ。
今回の相談者は、お中元・お歳暮向け商品の製作・販売を手がけている株式会社ヤバケイの中西貞人さん。これまで数々のお中元・お歳暮向け商品を手がけてきた同社では、年々、こうした習慣が薄れているせいか、大幅な売上減に悩んでいるのだという。そんな彼らが、今回持ち込んだ相談内容は「お中元・お歳暮の慣習を若い人に広めたい」というもの。
古くから、我々日本人の間で活発に行われてきたお中元・お歳暮の贈り物について、若年層を中心に、習慣的に行う人が激減しているという中西さん。実際、こうした商品を手がける同社においても、2016年の売上が約17億円だったのに対し、翌2017年は15億円と、実に2億円もの売上減を記録するなど、極めて深刻な状況となっているとのこと。中西さんの話で、こうした“お中元・お歳暮”商戦の縮小について知った西野は、「2億円ですか!そんなに落ちるものなんですかね、1年で!?」と、やはりというか驚きを隠せない。
しかしその後、こうした現象が発生している背景について、中西さんは「買う年代の方が60~70代なんで、ちょっと減少傾向にあって。贈りあってたのが、贈る人がいなくなってきたり。昔の中元っていうと、どちらかっていうと、会社の上司に贈るっていうのがあったんですけど、(最近は)会社によっては贈らないというのも増えてきている」と分析。こうした彼の説明に、お中元・お歳暮の両方を贈るものの、「たまにしかやってない」という西野も、どこか合点がいった様子であった。
なお今回、番組でアンケートをとったところ、「お中元・お歳暮を贈ったことがありますか?」という問いに対して63%が「ない」と回答。さらに年代別の回答では、「ある」と回答したうちの49%が働き盛りである40代で、30代が27%、20代以下に至ってはわずか8%のみが「ある」という回答に。(※番組調べ)改めて若年層におけるお中元・お歳暮文化離れが浮き彫りとなった。
(C)AbemaTV
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