7日、俳優の中村倫也が都内で行われた「2019年 エランドール賞」授賞式に出席。日本映画テレビプロデューサー協会における投票で、新人賞を受賞した。

2005年の映画「七人の弔」でデビューしてから「はや15年ほどになるんですが…」と中村。「こんなに素敵で身に余る賞を頂いて"恐悦至極(きょうえつしごく)"に存じております」と受賞スピーチ。「あえて、難しい言葉を使いました、中村倫也です」とお茶目にふるまい、笑わせた。

さらに「こういったトロフィーを頂くと、うちのシャイな両親がバカみたいに喜びます」ともいい、和ませた。
そんな中村の晴れの席、花束を持って祝福するプレゼンターには、事務所の後輩の菅田将暉がサプライズで駆けつけ、会場は大きな歓声に包まれた。

菅田が近寄った瞬間、身体をのけぞらし驚きの様子も見せた。「今日の朝から、昨年受賞したムロツヨシというおじさんから『スピーチを頑張れ』と7回ぐらいメールが来たので、頭がそうなっていました」とムロが来ると勝手に予想していたよう。「でも(ヘアスタイルが似通っている)違うパーマが来ましたね」と表現して、笑いを誘った。
そんな愛情をもってイジられた菅田は「自分のことのようにうれしいです。僕の大好きな、尊敬している先輩です。そんな先輩の晴れやかな席に立ちあえて本当に嬉しいです」とコメント。

「これまで何回も倫也さんの言葉に救われたこともあります。今日はですね『ちょっとぐらい、名前の知られているお前が行ってこい』と事務所に言われたわけではなく、自分の意思で来ました」「個人的に倫也さんのこと、こんなに巧みで、バラエティーに富んでいて、ユーモアもあって、そしてこんなにもカッコイイ。(世間は)何でもっと見てくれないのかと、勝手にずっと思っていました」と深い思いも示したりもした。菅田が「なので、本当に嬉しいです」と中村のほうを見やると、「もう、ちょっと言っていいから」とここでも茶目っ気たっぷりに返し、笑いを大きくしていた。

これからの映画やテレビ界を背負って立つことが期待される俳優に贈られる、新人賞。中村のほかに、志尊淳、葵わかな、田中圭、永野芽郁、松岡茉優も受賞。志尊の受賞の際には、サプライズで井川遥、そして葵には徳永えり、永野には佐藤健もお祝いに駆け付け、会場を沸かせていた。


















テキスト・写真:野原誠治
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