7日、俳優の田中圭が、都内で行われた「2019年 エランドール賞」授賞式に出席し、新人賞を受賞した。
1956年に創設されたエランドール賞は、年齢やキャリアに関係なく選考。テレビや映画のプロデューサーが、1年間の活躍を見極め、投票によって選出している。
認められた喜びについて「この賞を頂いて、もちろん自分も嬉しいのですが、色んな方から『おめでとうございます』と、たくさん言って頂けることが、いいなぁーと思いました」としみじみ語った。
順調に受賞スピーチを進めていったところ、異例となる要望をぶつける田中がいた。「今日は、各局を代表するプロデューサーの方々が、この会場に大勢いらっしゃっていると伺って…。一つだけ、この場を借りて、言っておきたいことがございます。まぁそれは、お仕事下さいということではありません」と冗談を挟み笑わせて、本題に入った。
「今年になってから、僕の携帯電話にアクシデントがありまして、皆さんの連絡先が消えてしまったんです。ようやく、仲の良かった3人のプロデューサーさんとの連絡が復活したときに『売れたら変わったな』とか『態度が変わるんだな』と言われてしまって、ショックでした」
ブレイクして天狗になる人と誤解されてしまったという田中。周りから「俺もそういう風に見られているんだと気づいて、ショックでした」と再び心境をもらし、本心は違うと今の状況を嘆いた。
田中は、言いたいことを言えスッキリした様子。「僕、何も変わってませんので、今後とも、上からドンドン言ってもらえたら助かります」と恐縮しながら、頭を下げていた。
なお、新人賞は田中の他に、志尊淳、葵わかな、永野芽郁、中村倫也、松岡茉優も受賞していた。
テキスト・写真:野原誠治
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