9日、俳優の新田真剣佑が、写真集『UP THE ROAD』の発売記念イベントを都内で開催した。

新田にとって初めての写真集は、今月1日の発売当日に重版が決定し、関係スタッフは「発売1週間で、もう2度目の重版です。合計5万部となりました。男性の写真集で5万部に届くのは難しいこと」と人気ぶりを報告。フタを開けてみての勢いを知って「5万部ですか?」と新田。「本当にありがたいことです。とても幸せに思います」とファンの応援に感謝した。
同書に据えたテーマは「自然体」と説明。「取材以外の普段の姿を見せたいなと思って、写してもらいました」と明かし、ロケ地も「韓国・ソウルにしました」と希望を出したという。思い入れがあるのかと思いきや、「友達がいるのと、あと移動時間が短い。移動疲れがないと思って…」と単純だったこと示し、笑った。
そのあと、恥ずかしそうに笑って答えたのは「ベッドシーンの撮影です」とエピソードを披露。ベッド上での表情を収めるため、男性カメラマンとシーツにくるまる様子を、手振りを加えて再現。はたから見ると「オジサン二人と一緒です。ベッドのシーツにくるまって撮影していました」と制作現場を明かし、照れていた。

また、プールでの撮影もカメラマンと至近距離で撮影したそうだが「はい、この撮影も友達とプールにいるような感覚があって、カメラを意識することなく、楽しく撮影できました」と振り返った。
新田は、アメリカ・ロサンゼルス出身。高校を卒業するまではハリウッドで暮らしており、2014年から日本で芸能活動をスタートさせていた。これまで経験してきた仕事を回顧してもらうと「日本に来て、もう5年なんだと思います」と感覚を表し「あっという間に過ぎた5年間。まだまだやりたいことがありますし、色んな役に挑戦したいです」と目を輝かせた。
本のタイトルである『UP THE ROAD』は自身が考えたもの。その思いを尋ねると「ここがスタートラインとして、ここから新たに頑張りたいと思って、このタイトルをつけました」と決意したものがあるという。
これまで出会ってきた作品、演じてきた役どころについて「そのとき、そのときで、出会ってきた役は、いつも素晴らしくて、本当にラッキーだと思います。これからも多くの作品、いつも違う役にも挑戦していきたいです」と自身の幅を広げていきたいと望んでいた。
最後に、遠方や都合などで来れなかったファンに向けてメッセージ。「普段取材では見えない(オフを過ごす)新田真剣佑が見れると思います。今しか見れない新田真剣佑が写し出されています。楽しみにしていてください」と呼びかけていた。







テキスト・写真:野原誠治
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