人気アイドルアニメ「ラブライブ!」で南ことり役を演じる声優の内田彩と、同じくアイドルを題材にした人気作品「アイドルマスター シンデレラガールズ」で渋谷凛役を演じる声優の福原綾香が、AbemaTVのトーク番組で共演。お互いにとって“ライバル”とも呼べる両作品について、それぞれ率直に称賛の言葉を送った。
福原は2月11日に生放送されたAbemaTV「声優と夜あそび」にゲスト出演し、同番組で月曜MCを務める内田と共演を果たした。自身の声優としてのキャリアを象徴する「アイドルマスター シンデレラガールズ」の渋谷凛についての話題になると、「もう5年以上の付き合いになるので、分身というよりも良き相棒という感じです。私自身、凛と似た部分もあれば違う部分もあるので、その違いを尊重して演じています」と人気アイドル作品ならではのキャラクターとの距離感を語った。
この福原の言葉に内田も同調。「ラブライブ!」の南ことりとの歩みを振り返りながら、「最初はこのキャラクターを自分が演じることによってマイナスにならないように、できるだけ目立たないようにしていました。でも人気投票があったりして、自分の振る舞いひとつで彼女の人気が変わっていくんです。そうしているうちに、本当に私にとっても相棒のような存在になっていきました」と熱い思いを明かした。
すると福原は「同じアイドルコンテンツとして『ラブライブ!』さんのパフォーマンスをすごく尊敬しているんです!」と告白。「対バンのときにモニターを見ながら『かわいい!』って、ただのオタクになっていました」と続け、「内田さんからはシンデレラガールズはどう見えていますか?」と問いかけた。
内田は「なかなか一緒になる機会やお話する機会はなかったんですけど、イベントでは(身を乗り出して)こう、見ていました。『ラブライブ!』は学生だけど、アイマスの場合は立ち位置がプロだからか1人1人が自立している感じがありますよね」と返答。さらに内田が「衣装とかも『はあ、いいなあ……』って感じで見ていました。ちょっと気持ち悪いですけど」と明かすと、福原は「一緒だったんだー!」と大喜び。「『ラブライブ!』さんの眩しさ! 団結! って感じがすごく素敵」となおも絶賛を続けたため、もうひとりの番組MC・緒方恵美(「幽☆遊☆白書」蔵馬役や「新世紀エヴァンゲリオン」碇シンジ役など)が「なんだかこう、いろいろと照れ照れな回でございます」と苦笑しながらまとめていた。
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