圧倒的な美貌を武器に宮⼥から王妃の地位にまで上り詰め、歴史に名を残す⼥性チャン・オクチョン。計算⾼くも⾒えるその⾏動から、朝鮮時代に⽣きた"三⼤悪⼥"のひとりとして名前が挙がることのある彼⼥の⽣涯を、"愛に生きる"新たなるチャン・ヒビンとして誕生させたのがドラマ『チャン・オクチョン』だ。主演は「韓国⼈が愛する国宝級の美⼥」に選ばれたこともある⼥優キム・テヒがドラマティックに演じている。
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独創的な韓服を仕立てる腕で知られていたオクチョン。しかし、彼女の母が奴婢であるということが明らかになると、顧客たちは離れていってしまう。一方、オクチョンの父の従兄弟で、朝廷内で力を持つ西人派のミン・ユジョンに恨みを持つチャン・ヒョンは、オクチョンを宮廷に送り込み、自らの野望の実現のために働かせようと考えていた。そんな中、王である粛宗の前に出ることになったオクチョンは、彼が幼い頃から何度も出会い、思いを寄せていたイ・スンであったことに気づく。
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人気時代劇『トンイ』と重なる時代を背景とするこのドラマ。王・粛宗、オクチョン(張禧嬪〈チャンヒビン〉)、オクチョンの兄チャン・ヒジェ、粛宗の正妻である仁顕王妃など、おなじみの人物が多数登場するので、『トンイ』と見比べながら、そのキャラクターの違いを楽しむことができる。“トンイ”に当たる淑媛崔(チェ)氏も、オクチョンの座を脅かす存在として、ドラマの後半に顔を見せる。
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主人公チャン・オクチョンを演じているのは、『ヨンパリ~君に愛を届けたい~』のキム・テヒ。名門ソウル大学の衣料学科を卒業した彼女が、服装に対して天才的な感覚を持つ“デザイナー”という設定で登場するのが斬新だ。これまでにも多くの映像作品が作られてきたチャン・オクチョンについては、“野心に満ち溢れた悪女”として描かれることが多かったが、『チャン・オクチョン』の中では、最愛の人である王を「誰にも負けないほど深く」愛するために、「高い地位」を求めていく一途な女性となっている。その情熱的な愛の形はもちろん、地位が上がるにつれて豪華になっていく衣装にも注目してほしい。
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臣下たちが“西人派”と“南人派”に分かれ、激しい勢力争いをしている中、若くして王の座に就き、「民のための王」になろうと苦悩する粛宗を演じているのは、『トキメキ☆成均館スキャンダル』や『密会』といったドラマや、『ベテラン』、『王の運命』、『バーニング』などの映画で快進撃が続くユ・アイン。王としての立場と、「何があってもこの手を離さない」と誓った女性との愛を守ろうとする姿を力のこもった演技で見せていく。
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そのほか、オクチョンに思いを寄せながらも、その心を抑え粛宗をサポートし続ける東平君役を『あなたが眠っている間に』のイ・サンヨプ、淑媛崔(チェ)氏役をKARA出身のハン・スンヨンが演じている。
『チャン・オクチョン』は2月18日(月) よる7時50分よりAbemaTV【韓流・華流チャンネル】にて放送。