テレビ朝日系にて現在放送中の土曜ナイトドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』。累計発行部数800万部を超える青木琴美の名作漫画をドラマ化したもので、心臓病のため20歳までは生きられないと宣告される主人公・逞(たくま)を野村周平が、逞の主治医の娘で逞を一途に想うヒロイン・繭を桜井日奈子が演じる。そんな2人の先輩でもあり、宮沢氷魚演じる生徒会長・鈴谷昂に密かに恋心を寄せるクールな美女、五十嵐優実を演じるのが、松井愛莉だ。
そんな優実と昂を主軸にした同ドラマの番外編が2月9日(土)よりAbemaTVにて配信されている。松井が出演するのは、大学生になった優実と昂の日常が描かれる『なにかが部屋にやってくる!?』編だ。
コメディ色が強い番外編に「いい意味でふざけてます(笑)」
最初台本を読んだときの印象について、「本編とはテイストが全然違っていて、面白い内容だなと思いました! このドラマの台本なのかな?と思うくらい、いい意味でふざけてるな、と(笑)。会話劇なので、昂とのかけ合いも多く、会話のテンポが重要になってくるので、監督からはそこを重点的にご指導いただきました」と語る。
本編と同時並行して行われた今回の撮影、同じキャラクターにも関わらずシリアスな内容の本編と、コメディ要素が多い番外編、気持ちの整理はできたのだろうか?
「昨日、番外編を一気に撮影したのですが、本編も同時並行で撮影しているので、感情の差がなかなか激しくて…。番外編はわちゃわちゃした楽しい撮影だったのですが、実は今日これからとてもシリアスなシーンを撮影するので、私、大丈夫かな?て今からドキドキしてます…(笑)」と本音を語る。
番外編の昂さまに注目!?「かわいいですよ(笑)」
そんな松井と常にシーンをともにするのが相手役の宮沢氷魚だ。宮沢演じる昂は、自信家で“オレ様”風を存分に吹かし、女子生徒からは「昂さま」と呼ばれ学校を支配する生徒会長。そんな宮沢について「宮沢さんはすごく優しくて話しやすいので、とても落ち着きます。初めてお会いしたときは、わりとクールな方なのかなと思ったのですが、話していくうちにその印象も変わって、よく話しかけてくれるので嬉しいですね。それこそ昂さまと真逆のキャラクターなんです」と印象を語る。
今回配信される番外編では、大学生になった昂と優実がある怪奇現象に襲われる!?というもので、2人のかけ合いが見どころのひとつ。
「撮影はとても楽しかったです! 結構缶詰状態で撮影していたのですが、みんなと頑張って乗り切りました。宮沢さんとは、「大変だよね」「(台詞)覚えた?」とか、励まし合っていましたね。現場では、“どっちが噛まないか選手権”をやって(笑)。最初に宮沢さんが噛んだら、私も噛んで良し、みたいな。どっちが勝つか勝負していたんですが、結局おあいこで終わりました(笑)」と息もぴったりのようだ。
さらにもうひとつの見どころとして、「番外編の昂さま、かわいいですよ(笑)」とポロリ。「こんなんでビビるんだ!とか、そのかわいい一面を是非見てもらいたいです! 本編では絶対観られないので、キュンとしちゃいますよ。私も結構必死な姿を晒しているので、必死な2人を楽しんでもらえたらと思います(笑)!」と茶目っ気たっぷりに笑顔を見せた。
土曜ナイトドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』は毎週土曜日よる11時15分よりテレビ朝日系にて放送。『僕の初恋をキミに捧ぐ』番外編はAbemaビデオにて2月9日(土)24時5分より配信中
取材・テキスト:編集部
撮影:Mayuko Yamaguchi