2月16日(土)よる10時~、AbemaTV(アべマTV)にて“新婚”観察リアリティーショー『いきなりマリッジ2』第3話が放送され、恋愛経験が少なく奥手な夫・ヤスオに対し、妻・エリカが不満をぶつける一幕があった。
本番組は、「m-gram」の性格診断やスタッフ面接、アンケート調査を基に選ばれた初対面の男女が新婚生活(同棲)を営み、30日間で本当の夫婦になるのか、別れを選択するのか、その一部始終に密着するリアリティーショー。陣内智則と小柳津林太郎(2代目バチェラー)がMCを務め、第3話はクロ(元あいのり)、久松郁実がゲストとして出演した。
新婚旅行としてタイ・プーケットを訪れた、エリカ(30歳、モデル/年収約400万)とヤスオ(35歳、カメラマン・DJ/年収約400万)。日本にいる時とは打って変わり、海外慣れしているヤスオがリードする場面も度々見られ、2人の距離もすぐに縮まるかと思われた。しかし、恋愛に10年のブランクがあるヤスオは、なかなか積極的な行動を起こせない。新婚旅行初日の夜、エリカから「手を繋ぎたい」と言われたにも関わらず、手を繋ごうとする素振りすら見せず、2日目の夜を迎えていた。
エリカの不満が爆発したのは、レストランで海に沈む夕日を眺めながら、ディナーを楽しんでいた時のこと。ヤスオがエリカに過去の恋愛について質問していく中で、「ケンカとかどういう時にするの?」と尋ねた。
エリカは「ケンカしたい時にしてる」と答え、「彼氏には何でも言えるって感じがいいかも。ストレスのはけ口も彼氏で。でもその代わり、他では優しく接することができるのは、2人が支え合ってるから。みたいな関係性が理想」と、ハキハキした口調で語った。
一方のヤスオは、理想の恋愛を問われると「理想がもうよくわからない。勉強不足じゃないけど、経験不足があるような気がしてきた…」と、経験不足を理由に挙げて困惑気味。するとここで、エリカの本音が飛び出した。「そもそも私のこと何だと思ってるの?女性だと思ってなくない?『人』みたいな感じじゃない?」「結婚してると思って今日1日過ごした?」と、問い詰めたのだ。
ヤスオも自分なりに結婚を意識して行動しているそうだが、再び「慣れていない」と経験不足を強調。「(結婚していると思って)過ごしてるかな…」と、歯切れの悪い返事となった。
ヤスオが「全然できていないんだろうな」と反省を口にすると、エリカは「できてないことって別にないと思う。どっちが合っているかなんて、わからなくない?」とフォロー。その上で「ケンカのつもりじゃないってことを前提に聞いてほしい」と前置きしつつ「『妻として見てるの?』って思ったことがすごくあって」と切り出した。
この日の昼食時、動物好きのヤスオはレストランにいた犬を可愛がり、席にエリカ1人を残し、犬と砂浜を散歩する場面があった。エリカはこの時の状況を振り返り、「(私は)ずっとテーブルで1人じゃん。私はすごく寂しかった」と訴え、さらに「この4日間くらい『わかんない、わかんない』って言って、『できないんだよね』って言われてたら、『あなたのリハビリに付き合うために来たわけじゃない』ってなるじゃない」と、率直な胸の内を打ち明けた。
自分の意思をはっきり伝えたエリカに、スタジオのMC陣からは「いいよエリカちゃん、言おう」(陣内)、「言わないとわからない」(久松)、「ぶつかっていこう」(クロ)など、応援のコメントが相次いだ。
エリカの訴えに対し、ヤスオは「俺もリハビリに来ているわけでもないし、気持ちは持って参加してるから」と主張。結婚式の時、頬ではなく口にキスをしたことを挙げ、自分なりの覚悟だったと話した。
結婚式でのキスに関しては、「誠意みたいなのは伝わった」とエリカ。しかし、続けて「どこでうちは女になっていくんだろう」と、その後の新婚生活でつきまとう不安を吐露。ヤスオは「本当にわかんない」とつぶやき、頬を涙がつたった。
その後のスタジオトークで、小柳津は2人が恋愛関係になっていく上で、「ヤスオくんがどうやってリードしきるか。好きにさせようと努力するか」が重要であるとコメント。クロもヤスオの努力次第であると話し、「ここで行かないと逆にヤスオ、この先2度と…」と、恋愛経験の少ないヤスオの行く先を心配していた。
新婚旅行2日目にして険悪なムードになってしまったヤスオとエリカだが、次週、2人の距離が急接近!ついに恋人繋ぎをする瞬間が訪れる。『いきなりマリッジ2』第4話は、2月23日(土)よる10時~放送。
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