
実感がないからこそ、意識的に大人の自覚を持ちたいー。今年20歳を迎える橋本環奈はまっすぐな瞳でそう語る。映画『銀魂』シリーズ(2017年、2018年)「今日から俺は!!」(日本テレビ系)などで思い切りの良い演技を見せ、その美貌ながらコメディエンヌとしての才能を世に知らしめた橋本は、2019年も大活躍。『十二人の死にたい子どもたち』(2019年1月25日公開)、『キングダム』(4月19日公開)とますます役の幅を広げる。
そして、10代最後の年に撮影した主演ドラマ「1ページの恋」(AbemaTV)が2月18日より放送。本作は、橋本演じる水瀬あかりがタイプの異なる3人の男性と恋愛模様を繰り広げる純愛ラブストーリー。あかりの相手役となるのは、運命的な初恋の男性・森田郁巳(板垣瑞生)と、いつも側にいる幼馴染の男性・乾大和(濱田龍臣)、刺激的な大人の男性・星野有利(古川雄輝)だ。
20代に入り新たなステージへと進む橋本が、2019年最初の連続ドラマとして選んだ本作。「圧倒的、純愛。」というキャッチコピーが踊る王道のラブストーリーで、恋愛に悩むひとりの女性が17歳~25歳と成長していくさまを丁寧に演じた橋本に、本作に対する思いや、 “20歳”を迎え改めて感じたことを聞いてきた。
17歳・21歳・25歳…様々な年齢を演じる上で、あかりの“変わらない部分”を意識

ーーオファーが来たときはどう思われましたか?
橋本:ラブストーリーものはこれまでもやったことはあるのですが、ここまで王道なものはあまりなかったので、すごく新鮮だなと思いました。脚本を読んですごく瑞々しい純愛だなという印象を持ちました。また今回このお話をいただいて、AbemaTVで配信ドラマというのもはじめてだったので、楽しみだなと思いました。
ーーこれまでの現場と比べて「ここが違ったな」と驚かれた部分はありましたか?
橋本:意外になかったです。私もあるのかなと思って現場入りしたんですけれど、普段のドラマ撮影と同じ感覚でした。

ーー今回、橋本さんが演じたあかりは3人の男性に奪い合われるという役。役作りで意識した部分はありましたか?
橋本:あかりの純粋さや人柄というのがドラマを通してブレたくないというのがあったので、それは(シーンを)バラバラで撮影しても意識しました。
ーー順撮りというわけでもなかったんですね。
橋本:本当にバラバラでした。地上波のドラマでも段々台本が出来ていくことが多いので、それに追いつくという感じで1話2話3話をバラバラに撮るというようなことはよくあるのですが、今回クランクインの時点で5話まで出来ていて、すぐに(最終回である)6話も出来上がったので、本当にバラバラに撮影したんです。1日に2話と3話と5話を撮るときもあったし、17歳と21歳と25歳のパートを撮るときもあった。なので、17歳、21歳という時を経て25歳をどう演じるかというのは順撮りじゃない分大変ではあったと思います。ごっちゃになるスケジュールでした。でも、あかり自身の変わらない部分を意識すると演じやすかったです。
ーー25歳は橋本さんからすると上の世代ですが、演じるのが難しいと感じられた部分や大人っぽくみせる努力をされたりとかはありましたか?
橋本:メイクや髪型、衣装やスタイリングが変わっていったので、それで気持ちが入る部分がありました。上の世代だからといって、意識的に大人っぽくする必要はないかなと思っていました。
ーー「変わらない部分を意識した」とのことですが、そのほかに気をつけたことはありますか?
橋本:あかりのピュアさは変わらないんですけど、星野さんや郁巳や大和が想いを伝えてきてくれることへの、それぞれの反応っていうのは三者三様で変えたいと思いました。距離感や、告白されたときの気持ちの違いは意識しました。

橋本環奈があかりにオススメする男性は?「私個人の趣味だったら…」

ーードラマの中ではキャバ嬢の衣装も着られていますね。テンションが上がった衣装などはありましたか?
橋本:あかりってめちゃくちゃお洒落なんです。だからすごく楽しかったです。それこそ衣装担当の方がたくさんコーディネートを変えてくださっていたので、あかりのファッションにも注目していただきたいです!あかりも奈津菜(大野いと)も、とてもお洒落なんです!なのに、郁巳はお金がないからほぼ服が変わらないっていう(笑)。大和もあんまり変わらないですけど、女の子たちの服装は見どころの一つです。

ーー今回3人の男性から言い寄られる中でキュンとするシーンがたくさんあると思うのですが、特に印象に残っているシーンや難しかったシーンはありますか?
橋本:印象に残っているのは流星群を見るシーンです。17歳と21歳と25歳でそれぞれ見るのですが、全然違うんです。あのシーンはめちゃめちゃ寒かったので特に印象に残っています(笑)。
ーー途中で川に入るシーンがありましたね。あのシーンも寒そうです。
橋本:流星群の方が寒かったんですけど、あのシーンも寒かったです!川のときはウエットスーツ着ていて、足がめっちゃ冷たくなって。星野さん(古川雄輝)は身長が高いので膝くらいなんですけど、私の身長だと膝上ぐらいまで水位がきていて(笑)。ころんだら終わりだーと思いつつも、前に進まなければいけないお芝居なので、お互いに安全性は保ちつつ、でも感情を爆発させるというお芝居が結構大変でした。すぐにロケバスに戻って温まって、もう1回やってという感じでした。でも、そのシーンが2回で終わって助かりました。スタッフさんの協力のおかげです。
ーー男性キャラクターの中では、誰が橋本さんとしてはいいなと思いましたか?
橋本:うーん……けっこう聞かれるんですけど、あんまりいないかな(笑)。誰が1番って難しいですよね。でも……あかりだったら大和かな。お父さんも面白いし(笑)。家族ぐるみで仲良くなってるから、安定感という面でいうと大和がいいと思います!

ーー橋本さん個人の趣味は置いておいて、あかりにオススメしたいとう感じですか?
橋本:私個人の趣味だったら3人とも選ばないです。ごめんなさい!(笑)
ーー橋本さんはどのような人に惹かれるのでしょうか?
橋本:今回の男性キャラクターは三者三様で違うんですけど、みんな少女漫画に出て来るような“理想の男性”って感じですよね。でも私は普通の男性がいいです。
福岡時代の親友たちとの変わらない関係

ーー成人式にはお仕事で参加できなかったということで、その前に福岡でお友達と会ったというのを拝見しました。あかりと郁巳の関係は変化していきますが、橋本さんはお友達との関係は変わらないですか?
橋本:年始に会った友達はけっこう頻繁に会う子なんです。仲良い子はかなりの頻度で連絡して会っているので、久々という感覚はないです。お互いに変わらないから居心地が良いんです。どうなっても多分変わらないし、だからこそ一緒にいるんだろうなと思います。
ーーそのお友達たちは福岡時代のお友達ですか?
橋本:はい。今も福岡に会いに行きます。みんな大学生なので、春休みとか時間のあるときに会っています。今度私の誕生日の月に友達が東京に遊びに来ます。
ーー仲良しで素敵です!大学生のお友達が多いとのことですが、今回あかり役を演じるにあたって参考にされたりしましたか?
橋本:うーん……意外にあかりの大学生らしいシーンが少ないっていうのもありますけど(笑)。でも、リアルな大学生を実際に見ているからこそ演じられるのはあるのかもしれません。全く別の場所にいるわけではないので。私の周りには大学生や就職している子ももちろんいるし、留学している子もいるので、身近で色々な職業の人を感じられるのはいいのかなと思います。
「大人の自覚を持ちたい」橋本環奈、20歳の思い

ーー成人式にはお仕事で参加できなかったということで、その前に福岡でお友達と会ったというのを拝見しました。あかりと郁巳の関係は変化していきますが、橋本さんはお友達との関係は変わらないですか?
橋本:年始に会った友達はけっこう頻繁に会う子なんです。仲良い子はかなりの頻度で連絡して会っているので、久々という感覚はないです。お互いに変わらないから居心地が良いんです。どうなっても多分変わらないし、だからこそ一緒にいるんだろうなと思います。
ーーそのお友達たちは福岡時代のお友達ですか?
橋本:はい。今も福岡に会いに行きます。みんな大学生なので、春休みとか時間のあるときに会っています。今度私の誕生日の月に友達が東京に遊びに来ます。
ーー仲良しで素敵です!大学生のお友達が多いとのことですが、今回あかり役を演じるにあたって参考にされたりしましたか?
橋本:うーん……意外にあかりの大学生らしいシーンが少ないっていうのもありますけど(笑)。でも、リアルな大学生を実際に見ているからこそ演じられるのはあるのかもしれません。全く別の場所にいるわけではないので。私の周りには大学生や就職している子ももちろんいるし、留学している子もいるので、身近で色々な職業の人を感じられるのはいいのかなと思います。
ーー「新成人」と呼ばれ、来月20歳を迎えますが、改めて感じたことはありましたか?
橋本: 子どもの頃は20歳ってすごく大人だと思っていたんですけど、今実際になってみると自分は完全に大人かというともちろん違う。だからこそ自覚は持ちたいなと思います。仕事もそうだしプライベートでも責任を持ちたい。そういう実感がないからこそ、「大人になったな」と思ってしっかりしていきたいと思います。
ーー今後出たい作品や挑戦したい役がありましたら教えてください。
橋本:どんな役でも挑戦したいと思います。20歳になっても10代の役はやりたいし、高校生の役もやりたい。でも20代になってからしかできないような大人の役もやりたいです。変わったぶっ飛んだ役もやりたいし、悪女的な役もやってみたいし、来るもの拒まず。いろんな役に挑戦していけたらなと思います!
ーー橋本さんの今後の活躍も楽しみです!最後に本作の見どころや注目点を教えてください。
橋本:この作品は純愛ドラマではあるんですが、それだけではなく、1人1人を丁寧にとらえています。恋愛を通して、お仕事に向き合う姿勢だったり、人間としても成長していくあかりの姿を見ていただきたいです。恋愛せずに仕事だけでいいという人も増えてきている時代だとは思うんですけれど、「恋愛っていいんだな」と、改めて恋をしたくなるような作品なので、胸キュンしていただけたら嬉しいです。
※ インタビューは1月に実施。
ストーリー

4年前の17歳の冬、水瀬あかり(橋本環奈)は家族旅行で訪れた宇木島で、民宿の息子・森田郁巳(板垣瑞生)に恋をした。4年に1度訪れるセレネ座流星群を見ながら2人はお互いの気持ちを確かめ合う。「一緒に見ような、4年後も。またここで」と再会を誓い、星空を見上げた。奇跡を感じた、初めての恋だった。だが4年後の流星群の日、あかりが約束の高台に赴くも、郁巳の姿はない。現れたのはカメラを持った星野有利(古川雄輝)で、泣いているあかりに寄り添い、突然キスを迫られる。警戒するあかりに星野は「恋愛なんて楽しければよくない?」と言い放つ。女性の扱いに慣れた遊び人タイプの男だが、どこか憎めない。
小さい頃から絵を描くことが大好きだったあかりは、大切な思い出やその時感じた想いをスケッチブックに描き綴っていた。就活でなんとなくデザイン事務所を受けるも、具体的に仕事で何をやりたいのかがわからず苦戦する。そんな時、幼馴染の乾大和(濱田龍臣)は「ゆっくりでもいいから、本当にやりたいことを見つけていけばいいんじゃないか」とあかりを励ます。大和はあかりの良き理解者だった。奇跡を感じた初恋の相手・郁巳。女性の扱いがうまい大人な男性・星野。いつもそばにいて励ましてくれる幼馴染・大和。あかりが選ぶ運命の人は、果たして誰なのか? スケッチブックに描かれる『1ページの恋』の結末はーー。
テキスト:AbemaTIMES編集部
写真:野原誠治
(c)AbemaTV
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【インタビュー】
— AbemaTIMES (@AbemaTIMES) February 17, 2019
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