「豊洲市場Oishii土曜マルシェ」が16日に開催され、歌舞俳優の市川海老蔵(41)と小池百合子東京都知事(66)がトークショーを行った。
海老蔵は、豊洲市場の未来について「豊洲という市場で腰を据えてやると決めた以上は、全ての人が豊洲を中心に食を楽しめる文化が、ここから100年、200年と続いてくれるといいですね」と思いを語った。
来年、十三代目市川團十郎白猿の襲名を控える海老蔵。「その家に生まれたからそうするのではなく、日本の伝統文化の歌舞伎という世界の中では、“市川團十郎”という名跡は非常に重たいとよく認識した上で、それを私も引き継ぐということは、本当に大きなことだと」と日本の伝統文化を受け継ぐ心構えを語った。
市川團十郎白猿襲名の重圧を感じている海老蔵だが、一方で、八代目市川新之助を襲名する長男・勸玄くん(5)については「(勸玄が)非常に、新之助になることは不満であるような愚痴をこぼしますね。『市川團十郎白猿になりたかったんだ』と」と笑顔で語った。
続けて「『パパが新之助になるから、(團十郎に)なってくれる?』って。そんな、家では冗談な話にはなっていますけれど(笑)」と勸玄くんとのほほえましいやり取りを明かすと、会場はあたたかな笑いに包まれた。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)