2月20日(水)に放送されたAbemaTVのバナナマン日村勇紀の冠番組『日村がゆく』にて、「リアクション芸の未来を開拓」という企画が開催され、お笑い芸人のガダルカナル・タカとラッシャー板前が、たけし軍団のリアクション芸のルールを説明した。
例えば、「リアクション芸はシミュレーションが命」とのことで、ガダルカナル・タカは「シミュレーションをきちんとやらないと大惨事が起こる。危険です。まずは考える、打ち合わせをする、実際に場所、モノが出来上がったところでスタッフと一緒に軍団もやってみる」と説明。体を張った芸は、すべて綿密なシミュレーションから出来上がっていたことを明かした。
「爆破のときは真上に飛べ」というルールもあったそうで、「例えば、お笑いウルトラクイズで爆破があります。すると爆破の時にはどう見せたらいいのか、みんなわからないわけよ。我々はそこに行く前にたけしさんにいろいろ教わってきているので」と先輩から後輩に教えられてきた爆破のルールを打ち明けた。
爆破のルールは、①1回爆破を見せてもらう。②軍団とそれ以外は3mの差を。③手足を広げて真上に飛ぶ。などの決まりがあるそうで、③に関してガダルカナル・タカは、「みんなリアクションわからないから、教える。みんな一斉に飛べと」「そのときにとにかく手足を広げろ。そして、横、後ろではなく、上に飛べ、と」「煙の上に少しでも手足を出しながら飛んで、落ちてから転がれ。次に煙がなくなってから、ゆっくり立ち上がってリアクションをする」「立ち上がる前に、少しずつ泥を顔につける」と細かい決めごとがあったことを打ち明けた。日村は泥を顔に塗っている様子を見たことがあったそうで「俺、若手のころ見たんだよね。うわ～！と思って、つけてる～！って」と興奮した。
続けて明かされたのは「氷の上の45秒～3分ルール」というもの。ガダルカナル・タカが三四郎の小宮に「どれくらい我慢できる？」と尋ねると「30秒くらい」とのこと。ガダルカナル・タカによると「30秒から45秒は冷たいし痛い。リアクション出来なくなるんだよな。でもそれを我慢していると1分前後くらいで感覚がなくなる。そこでみんな怖くなるけど、我々は今こそ本格的なリアクションが取れる。そこでいいリアクションができて３～４分経つと本当になんかわからない激痛が体を襲うのよ。これが来たときに、やばい、もうやめよう。というのが我々の判断」とストイックすぎる芸人魂を披露した。ラッシャー板前は「皮膚の色を見れば、冷たいと赤くなる。赤から紫になって、まだ大丈夫。そっから黒くなったら危険」と肌の色で危険性を見る方法を捕捉した。
軍団全員、肌が黒く変化する経験したことがあるそうで、日村は「そこまでやらなきゃダメか～。視聴者はなにを聞かされてるんだよ。でもこういうことなんですよ。我々のお仕事というのは」と感心した。
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