タレントの堀ちえみが19日、自身のブログを更新。ステージ4の口腔がんと診断されたことを公表した。
「最初は昨年夏頃に、舌の裏側に小さい口内炎ができました。治りが遅いので、病院で診ていただきまして、その時は塗り薬や貼り薬、ビタミン剤などを処方して貰いました。しかし11月になっても、少しも良くならず、酷くなる一方。」と経緯を説明。その後、レーザーで焼くなどの処置を行ったが、「それでも治らず、そのうちに、舌の裏側だけではなく、左の側面にも、固いしこりができてしまいました。」と、明かした。
2016年にリウマチなど、2つの病気を患っている堀。主治医に相談すると、「飲んでいる薬の副作用の1つに口内炎の症状が出る事もよくあるので薬を暫くストップして様子を見ましょう」とのことで、「次の診察は翌年の2月となっており、それまでには徐々に良くなる」と信じていたという。
しかし、「年が明けても、良くなるどころか、酷くなる一方で、しこりも増え続け、左側の舌に激痛が走り、やがて食べ物が沁み、喋るのが辛くなり、眠っていても痛みで、夜中に目が覚めてしまうように、なってしまったのです。」と病状は悪化。
堀は「さすがにこれは口内炎ではないと…最悪は舌癌かも知れない…」と考えるようになり、1月21日に大学病院で「悪性の舌癌の可能性が高い」と診断される。2月4日の検査入院の際に「口腔癌(左舌扁平上皮癌)と診断。そして左首のリンパにも、転移している事が判明。いわゆる舌癌です。ステージは4です。かなり厳しい状況です。」と自身の病状を説明した。
きょう19日に入院し、22日には手術予定で「舌の半分以上を切除。首のリンパに転移した腫瘍も、同時に切除します。切除した舌には、自分の皮膚の一部を、移植します。一度の手術でこれらを、全て済ませます。口腔外科と形成外科の合同チームの手術で、12時間以上掛かると、聞いております。」と説明。
最後に、「なってしまった事は、いろいろ後悔しても始まらない。ただ前だけを向いて、ポジティブに生きていこうと。私は負けません。力いっぱい闘って、必ず戻って来ます。そして再びファンの皆様の前で、歌が歌えるようになりたい。その為にも頑張って、治療に専念させていただきます。皆様にはどうか、温かく見守っていただければと思います。」とコメント。「私は負けない!」と力強く締めくくっている。