インド発のホテルベンチャー「OYO」が日本の不動産業界に参入することが発表され話題を呼んでいる。
従来、賃貸契約では物件探しや不動産との交渉・内見、さらに契約時には多くの書類の処理や保証人を立てる必要があり、敷金・礼金の支払いも必要だった。「OYO」が始める「OYO LIFE」は、"ホテルのように部屋を選ぶだけ"をコンセプトにした新形態の賃貸サービスで、スマホ上で契約が完結し、面倒な手続きは不要。敷金・礼金・仲介手数料もかからないという。
それだけではなく、水道・ガスなどの公共サービスから、家電や家具、そしてWi-Fiまでが初めから完備されており、契約前に3日間、お試しで住んでみることもできるという。
不動産コンサルタントの長嶋修さんは「OYO LIFE」について「これまでの賃貸契約は対面が基本なので、スマホだけで契約できるのは画期的。ホテルを予約する感覚でマンションに住むイメージ。家賃をちょっと高めに設定し、敷金などをカバーしているのかもしれない。今後、日本でブームが起こる気がする」と話す。
期待が高まる「OYO LIFE」は、来月末から東京23区を中心にサービス開始の予定だ。
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