ときどが驚異的な粘り　敗戦寸前からの逆転劇でチームは初勝利／ストリートファイターリーグ　powered by RAGE

　2月24日に放送された「ストリートファイターリーグ」第6節で、勝利ポイント17で3位のネモオーロラと勝利ポイント13で5位のトキドフレイムが対戦。1-2とトキドフレイムがリードされて迎えたエクストリームクラスで、ときど（使用キャラ：豪鬼）がネモ（ユリアン）を下し4-2として、嬉しいチーム初勝利を掴み取った。

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　試合前、両チームがキーとしていたのが、前節からキャラクターを変更したネモオーロラのビギナークラスの奥村（ブランカ）だった。

　トキドフレイムは、ときどが岬（豪鬼）にブランカ対策を伝授し、ネモオーロラはネモが奥村に基礎と豪鬼対策をレクチャーするという熱の入れようだった。

　注目が集まるビギナー戦となったが、ここは岬が冷静に奥村を倒し、まず1勝を挙げた。しかし続くハイクラスはトキドフレイムが落としてしまい、1-2でエクストリームを迎えることとなった。

　第1バトル、ときどはネモの鋭い攻撃の前に落としてしまい、続く第2バトルも第1ラウンドを落とし、敗北寸前にまで追いこまれてしまう。

　しかしここでときどが底力を発揮する。逆転で第2バトルを取り返すと、続く第3バトルは巧みな間合いのコントロールで有利に試合を展開、第2ラウンドこそ落とすものの、最後は追い詰められたネモの飛び込みを冷静にEX豪昇龍拳で落として勝負を決めた。

　チームの初勝利をもぎ取ったときどは「危なかったです。粘り強くいつも通りのプランを崩さなかったのがギリギリ勝ちにつながったのかなと思います」と冷静にコメントした。次回第7節は3月2日21時から放送される。トキドフレイムはマゴスカーレットと、ネモオーロラはフードガイアと対戦する。

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【試合結果】

○トキドフレイム　4-2　ネモオーロラ●

ビギナークラス

○岬康星（豪鬼） - 奥村茉実（ブランカ）●

　岬は奥村のガードを上下に揺さぶり堅実に攻めかかる。奥村も度々電撃を当てるなど上達ぶりを見せたが、最後は岬が竜巻斬空脚からのコンボで勝負を決めた。

ハイクラス

●ひびき（リュウ） - あんまん（ユリアン）○

　第2節の対戦ではひびきが勝利した組み合わせ。今節では同じユリアン使いのネモから学んだのか、コンボの精度を飛躍的に上げて臨んだあんまんの勝利に終わった。

エクストリームクラス

○ときど（豪鬼） - ネモ（ユリアン）●

　ときどはあっさり第1バトルを失い一旦はマッチポイントまで追いこまれるが、驚異的な粘りを見せて第2バトルを取り返すと、第3バトルの激闘も制して見事な逆転勝利を挙げた。

◆カプコンストリートファイターリーグ powered by RAGE

　プロプレイヤーが参加するエクストリームクラス、予選及びドラフトで選抜されたハイクラス、オーディションで選抜されたビギナークラスの3人1チームの3on3で戦う、カプコン初となる「ストリートファイターＶ　アーケードエディション」の公式チームリーグ戦で、全10節。

　試合はチームごとに同じクラス同士が戦い、勝った側にエクストリームでは3ポイント、ハイクラスは2ポイント、ビギナーは1ポイントが付与され、合計点数で順位が確定する。全敗したチームはFinalact（泣きの一回）を行い、ビギナーもしくはハイクラスの選手が勝利チームのエクストリームの選手と対戦し、勝てば3ポイントを獲得できる。合計ポイント上位1～3位のチームは3月に開催されるグランドファイナルズへと進出できる。

　賞金は1位300万円、2位100万円、3位50万円、4位25万円、5位15万円、6位10万円。一般社団法人日本eスポーツ連合から発行されるJeSU公認ライセンスを持つエクストリームのプレイヤーに授与される。ハイクラス及びビギナーの選手には特別な記念品が贈呈される。

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