映画『翔んで埼玉』の初日舞台あいさつが22日、都内で行われ、ダブル主演を務めた女優の二階堂ふみ(24)、歌手のGACKT(45)らが出席した。
本作は、埼玉県民が東京都民に冷遇されている、架空の世界を舞台にしたギャグマンガが原作の映画。二階堂演じる東京都知事の息子・壇ノ浦百美と、GACKT演じる転校生の麻実麗が協力して埼玉を解放する戦いに挑むという物語だ。
二階堂は「ぜひ、2度3度楽しめる作品になっていますので、違う友達といらしていただけたらと思います」と、集まった観客に向けてメッセージを送った。GACKTは「僕は1年間に5本しかテレビに出ないと決めているのに、この映画のために5年分は出たかな」とコメント。
「(5年分出たので)これから5年は、しばらく休みたいと思います」と話したGACKTに、観客からは「えー」と不満の声が上がった。それに対してGACKTが「えーって言うな!」とツッコむというやり取りを見せ、笑いを誘った。
千葉解放戦線のリーダー・阿久津翔役を演じた伊勢谷友介(42)は「僕、GACKTさんとチューするっていう。いやびっくりでしょ? 役者人生の中でも」とGACKTとの忘れられない共演シーンについて語った。
伊勢谷の言葉を受け、武内英樹監督(52)が「もともとなかったんですが、GACKTさんの提案で」と話すと、GACKTは「それは言わない約束ですよね」と言いながらも「こういうのを公私混同っていうんですよ。どうしても伊勢谷くんとチューしたいっていう」と提案した理由を明かした。
さらに伊勢谷が「GACKTさん、僕とチューしたのに口も拭かず、ずっと待っていらっしゃるんですよ」と撮影時のGACKTの様子を振り返ると、GACKTは「あれから口拭いていないですからね」と話して笑いを誘った。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)