新番組『妄想中毒』が、AbemaTVのバラステ枠(毎週日曜よる放送中)で放送された。
当番組では、チュートリアル・徳井義実とフリーアナウンサーの大橋未歩が他人の家を覗き、家主をひたすら妄想。容姿・人となり・性格・あらゆる要素を妄想し、推理していく“妄想バラエティ”番組だ。
今回紹介する物件の住人は、“ある人の最後の後継者と言われる美女”。物件は、東京都中野区にある築8年。間取りは1LDK(メゾネット式)で、家賃は月17万円。家主は独身女性だという。
物件情報を聞いた徳井は「独身女性で17万円ってけっこう(高い)ですよね」とコメント。大橋も「ご自身で払っているとしたら、経済的に余裕があるのでは」と家賃から住人の経済状況を予想した。
物件がメゾネット式であることについて、徳井は「『私の生活はこう』とか、生活スタイルにすごく理想を持っている。ちゃんと理想があるような人」と妄想した。
番組では、まず玄関周りの写真を確認。白とブラウンを基調とした飾り気のない玄関に、シックなカラーのスニーカーや革靴、パンプス、スリッパが並んでいた。全体的にあまり派手さがなく、シンプルなデザインのものが多い。徳井は「モノトーン系と、ちょっと紫やピンク系の色しかない」、大橋も「見る限りスニーカーが多くて、華奢なピンヒールがないですね」とコメントした。靴箱の中の写真も見てみると、白と黒のモノトーンの靴が収納されていた。下の段には、黒いサンダルと一緒に靴用スプレーと消臭剤とサングラス、キーケースなどがきちんと並べられている。
玄関を見た徳井は「好みというものがしっかりとしているんでしょうね。『この色の靴が好き、それ以外はいらない』と、パキッと分かれているんでしょうね」と女性の性格を分析。ファー付きの靴を見た大橋は「ファーがついたボルドーの靴は、パーティーでしかなかなか活用できない。パーティー慣れしているのでは」と予想した。さらに、徳井は「この靴の感じからいくと、前髪はパッツンなんじゃないか」と妄想する。
洗面台の写真を見ると、猫足デザインになっていた。徳井は「猫足洗面台、出ましたね。床の青いタイルといい、わりと個性的ですよね」と指摘。家主のコメントによると「この猫足洗面台に一目惚れした」という。
続いて、リビングをのぞいてみた。テレビの下に置いてある大きなボトルに気づいた大橋は「あっ! プロテイン2個置いてありますね」と指摘。家主によると、このプロテインは業務用で、チョコレート味だという。徳井が「かなり体を作っていますね。だから、前髪ぱっつんの大人の女性で、独身で……」と妄想すると、大橋が「お金を持っていて華やかで……ポールダンサーみたいな」と続けた。
家主が撮影した冷蔵庫の紹介動画では、家主が「冷蔵庫でーす。開けまーす。だいたいこういう感じで、若鶏のささみのストックがあります。胸肉もいっぱいストックしてます」と紹介。その他、冷蔵庫にはゼロカロリーの炭酸飲料、冷凍庫にもジンギスカンや鶏の胸肉、プロテインをアイスにしたものがある。
この動画を観た徳井は「この人は瘦せるだけじゃなくてボディメイクをしなければいけない。筋肉も程よく付いていないといけなかったり。で、爪がネイルやっていなくて、短かった。ポールとか何かに掴まる、エアリアルダンサーというのもあり得るな」と家主の職業を想像した。服に着目した大橋は「お洋服がフリルだったから、ある程度華やかな業界でもあると思うんですよ」と、改めてポールダンサー説を主張した。
先ほどとは反対側のリビングの写真を見てみると、飾り棚用の階段にパンダのぬいぐるみがたくさん並べられていた。階段の下のソファーにも、カピバラのぬいぐるみやパンダのブランケットが置かれている。家主のコメントによると、普段はこのソファーの上で過ごすことが多いらしい。
大橋が「あらゆるところにファーが出てくるじゃないですか。ファー好きは夜の蝶ということが多いと思うんですよ。靴もそうですし、こういったところもそうですし」と話すと、徳井は「やっぱり、ショーダンサーということになってくるんですかね?」と予想した。しかし、徳井はソファーの横のハンガーにかかっているピンクのダウンジャケットを見て「あの服は、今まで見てきた彼女のイメージと違う」とモヤモヤした様子。
2階のベッドルームの写真を見ると、ピンクと白で統一されたロココ調のインテリアになっていた。ピンク色のベッドの横には、やはりパンダのぬいぐるみが並んでいる。ベッドルームの写真を見た徳井と大橋は「うわー」と叫び声をあげた。徳井は「やってんな!ロココってんな!我慢してたロココが全部2階に出たんやな」と独特の表現でコメントした。
さらに、ドレッサーの横にある2つのトロフィーに気づいた徳井は「ポールダンスの?(ドレッサーの鏡に映った仮面を見て)マスクみたいなのがある。社交ダンスとかの方?」と分析。では、誰の後継者なのかという話になり、大橋は「社交ダンスで有名な人って、杉本彩さん?」と予想。徳井も「杉本彩最後の後継者!?」と話し、ここで杉本彩の後継者説を提唱。結果、徳井と大橋が出した答えは「日本の社交ダンス界の母と呼ばれた人の最後の後継者」。
正解は、“大仁田厚最後の後継者”である女子プロレスラーの中野たむさん。中野さんは、大仁田厚にならって超危険な電流爆破マッチをしている。女子プロレスラーの他にも、花火師・アイドルプロデューサー・アイドル・社長などの肩書きを持つ多才な女性だ。
「花火師は普通の花火もあげたりしますし、電流爆破マッチで使う爆破バットの火薬の調合とかもしたりします」と話す中野さん。中野さんは、プロレスアイドル事務所の社長としてプロデューサーの仕事をしながら、自らもアイドルとして活動している。小さい頃からバレエなど踊ることが好きだった中野さんは、愛知県の高校を卒業後、東京の舞台芸術学院へ進学。その後、スカウトされ、肩もみでファンとのコミュニケーションをとる「カ・タ・モ・ミ女子」一期生として活動、リーダーを務めた。この「カ・タ・モ・ミ女子」は2015年「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ)にも取り上げられ、話題になった。
しかし、2016年にグループは解散。中野さんは「その時ちょうど私は舞台に出演していて、共演者さんに『プロレスをやってみないか』と誘われて」と、2016年7月にプロレスデビューを果たした経緯を明かした。中野さんは「普通のプロレスラーだったんですけど、1年ぐらい経ったところで大仁田厚さんと出会って、電流爆破マッチをやるようになりました」と説明した。
他にも番組では、超大物歌舞伎役者が口説いたというニューハーフ・グラドルの自宅をAbemaビデオ限定で公開中。3カ月で彼氏を捨てる美女の正体とは? 期間限定・無料で視聴可能だ。







