ポーカー好きでも知られる世界的マジシャンのKiLaが2月22日、AbemaTV「GACKTプロデュース!POKER×POKER~業界タイマントーナメント」に出演し、2月トーナメント大会優勝者として賞金を賭けてポーカープロ・當眞嗣成と対決。大一番での定番パフォーマンスを阻まれ、惜しくも敗れた。

KiLaは試合前、「プロの方が連勝していると聞いたので、一矢報いたい。勝ちたい」とコメントした。トーナメント大会優勝者とプロとの戦いは現在、プロの7連勝中。「臆することなく攻める」と発言した際にカミカミで番組オーナー・GACKTに突っ込まれてしまったのは、むしろ気合の表れだ。
序盤は押しの一手でプロを圧倒。連続で降ろさせる場面もあるなど、リードを奪った。「80点、90点をコンスタントに出すのがプロ」。そう語ったKiLaの、まさしく理想的な試合運びだった。當眞に「分析完了」宣言された後に形勢逆転を許すと、「時々、リスクをおかして120点を取りに行く」「ミラクルを狙う」男の真骨頂発揮。當眞が見せた全額ベットのオールインに顔色ひとつ変えずに応戦し、周囲をざわつかせた。
お互いに手札を開いた時点では、KiLa優勢。ボードにカードが3枚開かれると一転して大ピンチとなってしまったが、残り2枚で狙ったカードを手繰り寄せられれば逆転できる。そんな状況下でKiLaは、またしても周囲をざわつかせた。ガッツポーズをする當眞を横目に、おもむろにカードの上で指をパチンと鳴らそうとしたのだ。そう、合図と共にカードが入れ替わる定番マジックのひとつ。むろん、パフォーマンスとしての仕草だっただろうが、これを見た當眞にすぐさま「NOマジック!」と阻まれるとKiLaは苦笑い。結果的に敗れてしまったが、指をパチンと鳴らしていたら勝負の行方はどうなっていたのだろうか。ポーカーの神のみぞ知るところか。
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