2月25日、声優の古川登志夫が、1979年に放送された“ファーストガンダム”こと「機動戦士ガンダム」の台本を自身のTwitterに投稿した。約40年前の貴重な台本の発掘に、ファンからは大きな反響が寄せられた。
ファースト、28話だけとってあった。カイを演じた身としては、やはり印象に残った回だったんだと思う。青や緑の書き込みは、絵コンテのタイミング撮りの様な動画で、青い線が出ている間にカイが喋る、緑の線が出ている間にミハルが喋る、という書き込みだった。 pic.twitter.com/YfXRXlqdYd
— 声優・古川登志夫 (@TOSHIO_FURUKAWA) February 25, 2019
古川は「うる星やつら」諸星あたる役や「ドラゴンボール」シリーズのピッコロ役、「ワンピース」ポートガス・D・エース役など数々の人気キャラクターを歴任してきたベテラン声優。1979年放送の「機動戦士ガンダム」では、皮肉屋のパイロットであるカイ・シデン役を演じた。
本棚の整理中に、懐かしい作品の台本を多数発見したという古川。いずれ劣らぬ名作のタイトルがずらりと並ぶ中から、古川はびっしりと書き込みが入った「機動戦士ガンダム」第28話の「大西洋、血に染めて」の台本の写真をTwitterにアップした。古川は「ファースト、28話だけとってあった。カイを演じた身としては、やはり印象に残った回だったんだと思う」とつづり、自身が演じたカイの成長のきっかけとなった1話に思いを馳せていた。
この古川のツイートに対して、投稿直後から「貴重なお仕事の1ページを見せていただき…感動」「良いもの見せていただきました」といったリプライが殺到。またカイにとって重要な人物との別れが描かれた話数だけに、「機動戦士ガンダム」のファンからは「何回見ても泣けます」「カイの気持ちが伝わってきます」「ファーストガンダムで最も泣ける回」といった感想も寄せられていた。