3月2日に放送された「ストリートファイターリーグ」第7節で、勝利ポイント18で並ぶウメハラゴールドとイタザンオーシャンが対戦、4-2でウメハラゴールドが勝利した。
某日、ウメハラゴールドの面々は焼き肉屋で親交を深めていた。「人の人生を聞くの好きなんですよ」と語ったウメハラ(使用キャラ:ガイル)は、芸人であるナガシマパイナポー(ラシード)の漫才動画を「面白いですよ」とアピール。するとナガシマパイナポーが「僕、そんな感想聞かなかったですよ」とすかさずツッコミを入れるなど、雰囲気の良さをうかがわせた。
また、試合前の練習ではナガシマパイナポーの対戦相手である木村(ケン)のラッシュ対策として、対空で落としてペースを握るよう具体的に指示を出していた。
一方、イタザンオーシャンも食事会を開いており、そこにもカメラが密着。板橋ザンギエフ(ザンギエフ)は普段から試合直前までスマートフォンでの情報収集を行っており、チームメンバーたちも真似をして事前準備をしっかりと行っている様子だった。
この日の試合では、ウメハラゴールドがまずビギナーを取り先手を取った。しかしハイクラスでは敗れてしまい、エクストリームクラスは1-2とリードされて迎えたが、ここでウメハラの底力が発揮された。
ウメハラは少しずつ下がりながらソニックブームを連射してゲージを貯めつつ、板橋ザンギエフの体力を削っていく。本来なら不利なはずの画面端にポジションを取ると、ここからウメハラはソニックブームを壁として使い、飛び込んでくる板橋ザンギエフを対空で迎撃し、不意打ちのEXサマーソルトや通常技、投げを駆使して破壊力で勝る板橋ザンギエフ相手に地上戦でも互角以上の戦いぶりを見せた。
一進一退の攻防が続く中、第1バトル第3ラウンドをギリギリの逆転劇で取ったウメハラは、続く第2バトルは盤石の戦いぶりを見せて完勝。4-2としてチームの勝利に貢献した。
試合巧者ぶりを見せつけたウメハラは「前回の試合でいくつか癖を見つけたので、そこを突きました」と観察眼の鋭さが勝利に繋がったと明かしていた。
【試合結果】
○ウメハラゴールド 4-2 イタザンオーシャン●
ビギナークラス
○ナガシマパイナポー(ラシード) - 木村圭汰(ケン)●
ナガシマパイナポーは事前の練習通り、木村のジャンプ攻撃を対空で落とし、ある程度ラッシュを封じることに成功。要所で木村の動きを読み切り、アルタイルを2回決めたのも大きかった。
ハイクラス
●オニキ(かりん)- ○もっちゃん(ファン)
もっちゃんは変幻自在の動きでオニキを翻弄。オニキが繰り出した起き上がりEX烈殲破を連続で読みきるなど、精神的な余裕が感じられる戦いぶりで貴重な2ポイントを獲得した。
エクストリームクラス
○ウメハラ(ガイル) - 板橋ザンギエフ(ザンギエフ)●
ウメハラは不利なはずの端に追いこまれてからソニックブームと通常技、EXサマーソルトを縦横無尽に駆使し、板橋ザンギエフを圧倒して勝利した。
◆カプコンストリートファイターリーグ powered by RAGE
プロプレイヤーが参加するエクストリームクラス、予選及びドラフトで選抜されたハイクラス、オーディションで選抜されたビギナークラスの3人1チームの3on3で戦う、カプコン初となる「ストリートファイターV アーケードエディション」の公式チームリーグ戦で、全10節。
試合はチームごとに同じクラス同士が戦い、勝った側にエクストリームでは3ポイント、ハイクラスは2ポイント、ビギナーは1ポイントが付与され、合計点数で順位が確定する。全敗したチームはFinalact(泣きの一回)を行い、ビギナーもしくはハイクラスの選手が勝利チームのエクストリームの選手と対戦し、勝てば3ポイントを獲得できる。合計ポイント上位1~3位のチームは3月に開催されるグランドファイナルズへと進出できる。
賞金は1位300万円、2位100万円、3位50万円、4位25万円、5位15万円、6位10万円。一般社団法人日本eスポーツ連合から発行されるJeSU公認ライセンスを持つエクストリームのプレイヤーに授与される。ハイクラス及びビギナーの選手には特別な記念品が贈呈される。
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