3月2日に放送された「ストリートファイターリーグ」第7節で、勝利ポイント18で2位につけるマゴスカーレットと同17ポイントで僅差ながら最下位に沈むトキドフレイムが対戦し、3-3の引き分けに終わった。
最下位に沈むトキドフレイムのリーダー、ときど(使用キャラ:豪鬼)は、チーム強化のために対戦会へビギナーの岬(豪鬼)とハイクラスのひびき(リュウ)を連れて行き、「自分で考えろ」「見て盗め」と試合を無言で見守るというストイックな姿勢を見せていた。
対するマゴスカーレットは、マゴ(キャミィ)の自宅で合宿を開き、深夜までひたすらゲーム、朝起きたら寝るまでまたずっとゲームと、ひたすらゲーム漬けの密度の濃い時間を過ごしていた。
ここで勝ち越して上位を狙いたいトキドフレイムだったが、強化策は実らずビギナークラスとハイクラスで連敗し、0-3とされてしまう。エクストリームで敗北すれば他のチームから大きく引き離された単独最下位となる状況で、ときどが粘り強い戦いぶりを見せた。
積極的に近接戦闘を仕掛けてくるマゴに対し、天魔豪斬空で度々ターンを切って動きを封じ、通常技が当たればすかさずコンボを決め、大ダメージを与えて有利に戦いを進め。第1バトルを先取した。
続く第2バトルではマゴのラッシュに苦しめられるが、端に追いこんでからの攻防で上手くダメージを取り返し、最後も天魔豪斬空を上手く当てて競り勝った。
かろうじて引き分けに持ち込んだときどは「普段使わない技が今回は上手くかみ合ってくれた」と、天魔豪斬空が有効に機能したと語った。
惜しくも完全勝利を逃したマゴは「結構準備してきたんですが上手くかみ合わなくて、自滅した形になりました」と、悔いが残る様子だった。
【試合結果】
△トキドフレイム 3-3 マゴスカーレット△
ビギナークラス
●岬康星(豪鬼) - 国定涼介(エド)○
互いにしっかりと間合いを計り、相手の攻撃を対空で落とす展開。ほぼ互角の攻防が繰り広げられたが、コンボの精度に勝る国定に軍配が上がった。
ハイクラス
●ひびき(リュウ) - さかがみ(バイソン)○
第1バトルはさかがみがラッシュ力と波動拳のすり抜けを生かして奪うが、第2バトルはひびきが華麗な連携とコンボを駆使して取り返した。最終第3バトルも激しいダメージの取りあいが繰り広げられたが、最後はさかがみのラッシュ力が上回った。
エクストリームクラス
○ときど(豪鬼) - マゴ(キャミィ)●
近接してからのラッシュで攻めるマゴに対し、ときどが強烈なコンボで反撃する展開が繰り広げられた。ときどは勝負所で度々天魔豪斬空を放ち、効果的にマゴの動きを封じた。
◆カプコンストリートファイターリーグ powered by RAGE
プロプレイヤーが参加するエクストリームクラス、予選及びドラフトで選抜されたハイクラス、オーディションで選抜されたビギナークラスの3人1チームの3on3で戦う、カプコン初となる「ストリートファイターV アーケードエディション」の公式チームリーグ戦で、全10節。
試合はチームごとに同じクラス同士が戦い、勝った側にエクストリームでは3ポイント、ハイクラスは2ポイント、ビギナーは1ポイントが付与され、合計点数で順位が確定する。全敗したチームはFinalact(泣きの一回)を行い、ビギナーもしくはハイクラスの選手が勝利チームのエクストリームの選手と対戦し、勝てば3ポイントを獲得できる。合計ポイント上位1~3位のチームは3月に開催されるグランドファイナルズへと進出できる。
賞金は1位300万円、2位100万円、3位50万円、4位25万円、5位15万円、6位10万円。一般社団法人日本eスポーツ連合から発行されるJeSU公認ライセンスを持つエクストリームのプレイヤーに授与される。ハイクラス及びビギナーの選手には特別な記念品が贈呈される。
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