3月4日夜11時より、AbemaTVオリジナル連続ドラマ『1ページの恋』の第3話が放送された。
17歳の冬に家族旅行で訪れた宇木島で出会った民宿の息子・森田郁巳(板垣瑞生)と恋に落ちた主人公・水瀬あかり(橋本環奈)は、4年越しに奇跡の再会を果たす。しかし、4年前と変わってしまった郁巳は、あかりに冷たい言葉を浴びせる。そして、あかりが大切にしていた思い出の日のイラストを破り捨ててしまい、お揃いのうさぎのストラップも川に投げ捨ててしまうのだった。
ストラップを拾おうと真冬の川へ飛び込んだあかりはそのまま意識を失い…翌朝、目を覚ますと星野(古川雄輝)の家のベッドにいた。隣でスヤスヤと眠る星野に何か過ちを犯してしまったのではないかと焦るあかりだったが、星野は気を失ってしまったあかりを泊めてくれただけとのこと。
帰り際、あかりはカバンに失くなってしまったはずのうさぎのストラップがついていることに気づく。星野が拾ってくれていたのだ。遊び人に見えて、実はとても心の優しい星野にあかりは徐々に心を開いていた。
一方、悪質スカウトに捕まったところを郁巳に助けてもらった奈津菜(大野いと)は、お礼として自身が出演する舞台のチケットをプレゼント。郁巳があかりの思い人だと知らないまま、郁巳と距離が縮まったことに喜んでいた。
しかし、その後、あかりの家で郁巳があかりの初恋の相手だということに気づいてしまう。親友が思い続ける相手を好きになってしまった…奈津菜は逃げるようにその場を去った。
奈津菜の舞台当日。郁巳は劇場に向かうが、途中で大和(濱田龍臣)と待ち合わせをしているあかりを発見し、そのまま引き返してしまう。
そんなことも知らずに、大和と舞台を鑑賞したあかりは2人で大和の父親が営む居酒屋へ。大和はあかりに告白しようと話し出すが、あかりは話を遮り、郁巳への思いを断ち切れないことを相談。どんなにひどいことをされてもうじうじと諦めきれずにいるあかりに、大和は感情をあらわに。「あかりはもっとしっかりしたやつだと思ってた」と言い放ち、帰ってしまった。
親友やおさななじみからの「郁巳のことは忘れたほうがいい」というアドバイスに耳を傾けられず、失恋を受け入れられない自分に落ち込むあかり。そこに星野から誘いのメッセージが。
星野は、あかりに偶然出会った流星群の日の写真をプレゼント。「(流星群の写真を見たら)郁巳くんのことを思い出してしまいそう…」というあかりに、「何度だって思い出していいと思うよ。無理に忘れる必要ない。それだけ本気で好きだったってことでしょ」と優しい言葉をかけた。
さらに、星野は元カノに裏切られたことをきっかけに真剣に人と付き合うことが怖くなっていたという過去を告白。「まっすぐな恋をするあかりちゃんを見て、俺ももう逃げたくないって思ったんだ。好きな人に出会えるのは奇跡みたいなこと。裏切られたことばっか残っちゃって、忘れてたけど、あかりちゃんの漫画よんで思い出した」とあかりのまっすぐな姿を見て、前を向けたことを明かした。
初めて聞いた星野の過去に、「忘れられなくても、前は向ける」と勇気をもらったあかり。2人は改めて”友達として”握手をするが、星野はぐいっとあかりを引き上げる。
「今日は告白しにきたの。ずっと逃げてきた過去と向き合おうと思ったのは、あかりちゃんと真剣に付き合いたいと思ったから。好きだよ」。星野はそう言って、あかりを抱きしめた。
忘れられない初恋の相手・郁巳、優しく受け止めてくれる大人の男性・星野、そして見守り続けてくれる幼馴染・大和、あかりは誰を選ぶのか?AbemaTVオリジナル連続ドラマ『1ページの恋』第4話は3月11日(月)23時~より放送だ。
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