『学研の図鑑 キン肉マン「超人」』(学研プラス)が4日、ネット書店で予約開始した。
2020年で創刊50周年を迎える「学研の図鑑」が、今年で40周年を迎える格闘ヒーロー漫画の金字塔『キン肉マン』と“究極のタッグ”を結成。『キン肉マン』に登場する全超人・約700体をフルカラーで収録する。
(▲画像左:通常版ケース。初回版はゆでたまご先生描き下しケース)
本書は『キン肉マン』に登場する超人が「私たちの暮らす現実世界に実在したとしたら?」というコンセプトのもとにつくられた図鑑。そのため、謎に満ちた超人たちを、私たち人間から見た視点で「魚類のなかま」「哺乳類のなかま」「道具のなかま」「乗り物のなかま」といった具合に分類し、“なかま”ごとに掲載しているのが特長だ。これまで彩色されたことのない超人もすべてフルカラーで彩色し、約700体それぞれに解説をつけて図示している。
(▲画像:各扉には原作の名シーンをカラー化して掲載)
(▲画像:「水まわりの設備の超人」のページ)
変身体やオーバーボディを網羅、体長も比較可能に
(▲画像:変身をする超人は変身体まで掲載)
キャラクターブックではなく、本格図鑑を目指す本書では、(正義・悪魔・完璧などの)属性や必殺技ではなく、あくまでも超人の形状や大きさの標本を網羅することに特化。変身する者やオーバーボディーを着用する者は可能な限り、そのバリエーションを掲載することに努めたという。
また、図鑑らしく、それぞれの標本の大きさを比べられるよう、同じ見開き内の超人は同じ比率で掲載し、さらにページ下段にはキン肉マンとの比較図を掲載している。
有名・無名を問わず、どの超人もハイクオリティなイラストで再現
『キン肉マン』は、さまざまな脇役超人たちの存在も大きな魅力ひとつ。原作にたった1コマしか登場しないような超人でも、キン消しでお馴染みだったり、個性的な登場の仕方でファンの間ではしっかりと認識されている。
本書では上記を鑑み、どの超人も優劣をつけることなく、高いクオリティの図鑑タッチのイラストで掲載。ほかにも超人のトリビアを扱った「肉ちしき」や超人の体の部位を実物大で掲載した「本当の大きさ」ページ、超人の生態や社会についてのコラムなど、初出し情報が盛りだくさん。往年のファンにはたまらない作りと言える。
『学研の図鑑 キン肉マン「超人」』は5月23日より全国の書店にて発売。初回版はゆでたまご先生描き下しケースが付いてくる。
(画像提供:学研プラス)