未成年の頃から“6回”整形したアイドル、高須院長が指摘した「整形の幻想」とは?
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 「自分の顔が嫌いでした。鼻と目、骨の手術と輪郭の脂肪吸引、二の腕の脂肪吸引など6回の整形手術をやりました」

 そう自らの整形体験を告白したのは、現在はアイドルとして活動する小鳥遊まゆうさん。小鳥遊さんは顔のことで周囲からいじめを受け、さらに「ブサイクだから、横顔が変だから、鼻が変だから、整形しろ」とまで言われた悲しい過去について触れると「1度整形したら、オーディションに“すんなり”受かった」と整形がアイドルへの道を開いたことも打ち明けた。

未成年の頃から“6回”整形したアイドル、高須院長が指摘した「整形の幻想」とは?
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 しかし、小鳥遊さんが整形を初めて行ったのは未成年のとき。“未成年の整形”には親の承諾が必要となる。「母を必死で説得した」という小鳥遊さんだったが、母が書いた承諾書が父の目に触れると「赤でバツと書かれ、ビリビリに破られて捨てられた」という。そのため父には黙って整形を繰り返している。今までに整形に費やしたお金はおよそ70万円。費用は母が負担している。

 6回の整形を繰り返してもなお、小鳥遊さんは「どんどん色々なところが気になってしまって……」と歯止めが効かなくなっている心理状態についても赤裸々に明かしたが、アイドルへの道を開き、男性の態度を一変させたこれまでの経緯を振り返り「整形ってすごいな」と笑顔で話している。

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 プチ整形の生みの親である高須クリニック院長の高須克弥氏(74)は「(整形は)当人のコンプレックスを治すもの。彼女がハッピーになっていればそれでいい。第三者が言うべきことではない。全部傷ついちゃうとキリがない。スキンヘッドが好きという人もいれば、毛が無いことにコンプレックスを持っている人もいる。ポジティブシンキングすれば、整形は必要なくなる」と整形に関する賛否に対して持論を展開する一方、「このようなことを説明するより手術する方が時間は短いので僕も助かる。だから“ついやっちゃう”んですけど」と冗談を続けた。

 「若くする整形とハンサムや美人にする整形と軸は2つあり、そのジャンルは全く異なる」と高須氏が話すように、整形と一言に言っても様々ある。時代の流れ、流行り廃りも例外ではない。そのことについては「(整形希望者は)その時代にウケている子になりたくて来るが、10年後には時代遅れになる。皆は歳をとったり、いずれ死んだりすることを想像しておらず、今の顔が永久に持つと思っている」と整形に抱く幻想も指摘。さらにアイドル漫画を持ってきて『こういう顔にしてください』と言ってきた人もいたというが、「考えてみなさい。目玉の面積が顔の半分だったら、すごい怖いですよ」と諭して断ったことも。

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 整形について「第三者が言うべきことではない」と話す一方、「ポジティブシンキングすれば、整形は必要なくなる」とも主張する高須氏。その是非はあっても、小鳥遊さんのように「当人がハッピー」であることが重要ではある。

(AbemaTV/Abema的ニュースショーより)


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