
AbemaTV『株式会社ニシノコンサル』が放送され、SHOWROOM株式会社の社長・前田裕二が出演。キングコング・西野亮廣とともに老舗の飴屋、鵜飼やっこ飴本舗をコンサルした。
当番組はキングコング・西野亮廣がさまざまな悩みを抱えた相談者を相手に名案・妙案・オリジナルアイデアを提案する新感覚コンサルティング・リアリティーショー。
今回の相談者は、実家が岐阜県瑞浪市にある創業88年の飴屋・鵜飼やっこ飴本舗。自身は東京で旅行代理店に勤務しながら家業を支えているという鵜飼大輔さんが相談にやってきた。
鵜飼さんの父である榮次さんで三代目となる同店。全盛期であった初代店主の頃には、年商1億円程度あり、街の花火大会にも協賛するほどの隆盛を誇った。しかし、現在の売上は実に670万円と激減。最盛期には90人いたという飴職人も現在は榮次さんのみとなり、工場も山奥に移し、細々と営業している状況にあるという。
同店の売り上げが冷え込んだ背景として、時代がニーズの変化や、後継者となる職人の不足などを挙げた鵜飼さん。さらに現状の売上が一般消費者からのものではなく、限られた企業からの受注案件に偏重していることを説明した鵜飼さんに対し、MCである西野は「えっ、ヤバい。これか、難しいって言ってたのは!」と驚き。
この日のブレーンとして出演していたSHOWROOMの社長・前田も「これ、難しいね」とコメントするなど、鵜飼さん一家が感じている危機感を肌で感じた様子。
しかし、そうした事情を精査した上で前田は「飴って、お土産としてすごい優秀ですよね」と切り出すと、「飲食店に行っても、飴を帰り際にくれるお店とそうでない店がある。(飴を)くれる店のほうが少ないし、飴をくれる店は、そこで最後のコミュニケーションをくれる気がするんですよ」とコメント。
さらに、前田は行きつけだという料理店を例に出し、「(帰る際に)飴を“どうぞ”ってくれるんですけど、『いやー、今日も(料理が)辛かったっすわ』みたいなことを言って、『次はもっと辛くしちゃいますよー』『やめてよー(笑)』みたいな会話があるんですね。でも、あれって飴を渡されなければ、その会話はない」と、「飴」という商品が持つ“隠された魅力”を説明。今後の可能性について持論を展開した。









