放送中のアニメ「けものフレンズ2」でキュルル役を演じている声優で女優の石川由依が、3月11日に生放送されたAbemaTV「声優と夜あそび」にゲストとして出演。キュルル役のオーディションを受けた際には「受かると思ってなかった」ことを明かした。
石川は「進撃の巨人」ミカサ・アッカーマン役や「アイカツ!」新条ひなき役などで知られる人気声優。この日の「声優と夜あそび」では、月曜MCを務める緒方恵美(「幽☆遊☆白書」蔵馬役や「新世紀エヴァンゲリオン」碇シンジ役など)と内田彩(「ラブライブ!」南ことり役や「けものフレンズ」かばん役など)とともに、話題作「けものフレンズ2」についてのトークを繰り広げた。
緒方から「けものフレンズ2が決まったときはどんな感じでしたか?」と質問された石川は、同作のオーディションについて「事前に原稿も絵もなくて、当日その場で渡されて、じゃあ中に入ってくださいみたいな」という特殊な状況だったことを説明。またキュルルが「自分があまり演じたことがないタイプのキャラクター」だったこともあり、「オーディションのときは全然ダメだと思って、すごく落ち込んで帰ったんです」と手応えはまったくなかったことを明かした。しかしオーディションの結果は意外にも合格。「まったく受かると思ってなくて、『本当に私で合ってます?』って何回か確認しました」と当時の心境を語り、スタジオの笑いを誘っていた。
また石川が「けものフレンズ2」のアフレコ現場について「ウッチー(内田)さんも知ってると思うんですけど、あんまり先の情報を教えてくれないんですよ」と語ると、同作で共演する内田も「全然教えてくれない!」と同調。石川によると、「けものフレンズ2」の設定やストーリーは演者にとっても謎に包まれた部分が多く、この独特なディレクションによって「ある意味でキュルルと同じ気持ちで役に入ることができた」という。結果的にキュルルが成長していく過程で自身も一緒に成長していくような感覚になったそうで、石川は「そうやって徐々に徐々に謎が解き明かされていく、みたいな」と同作の魅力を力説していた。
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