堤真一主演の映画『泣くな赤鬼』(6月14日公開)の主題歌が竹原ピストルの「おーい!おーい!!」に決定したことが発表された。映画主題歌の完全書き下ろしは今回が初。竹原ピストルの優しく情熱的な歌声と胸にしみる詞が更に感動を加速させる。

本編映像の初お披露!特報映像を解禁
そしてこの度、主題歌楽曲を使用した感動たっぷりの特報映像が完成。本編映像の初お披露目となった。かつて鬼の熱血指導から“赤鬼先生”と呼ばれていた教師が、余命半年の元教え子・ゴルゴと思いがけない再会を果たす。「俺は分かったつもりで、全然わかってなかった。」――甲子園出場を目指すゴルゴの高校時代の姿も思い起こされる中、蘇るあの頃の後悔、残された時間で何ができるのか……、教師の葛藤をドラマティックに描きます。ゴルゴの妻、母、友人たちはどんな想いでゴルゴの死に向き合っていくのか。バスの車中、外の景色を眺めながら涙を必死にこらえる赤鬼先生の姿に、深く心を打たれるはず。「赤鬼は、人前では泣かないよ。」そうつぶやく赤鬼の本当の想いとは―。

さらに、合わせて本ポスターも公開。「俺の生徒になってくれて、ありがとう」 と、赤鬼先生と生徒の絆が溢れるビジュアルが解禁となった。『とんび』の重松 清×堤 真一のタッグが再び感動を呼び起こす。教師の生徒への愛が感じられる仕上がりに!ゴルゴを支える妻・雪乃役の川栄李奈、赤鬼の元教え子でゴルゴのライバル役を演じる竜星 涼がどう物語の鍵を握っていくのか注目だ。
竹原ピストルコメント
引きずりこまれるように、すっかり親身になりながら、台本を読みました。
映画の中でも存分に描かれるであろう事柄達に野暮な干渉、邪魔をしないように気をつけながら、それでいて、この登場人物のこのときの状況、心境、自分にも身に覚えがあるなぁ。。といううっすらとした接点、共感を見つけて、そこから膨らませて書いた歌です。
物語をそっとかすめながら、そっと胸に響くような、そんな歌となっていたら嬉しいです。素敵な作品に歌で関わる機会をいただけて、幸せです。
ストーリー
城南工業野球部監督・小渕隆(堤真一)。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導でかつては「赤鬼」と呼ばれていた。その厳しさで、甲子園出場一歩手前までいきながらも、その夢は一度として叶わぬまま、10年の月日が流れた。今では、野球への情熱は随分と衰え、身体のあちこちにガタもきている50代の疲れた中年になっていた。ある日、診察を受けた病院でかつての教え子、斎藤智之<愛称ゴルゴ>(柳楽優弥)と偶然再会する。ゴルゴは非凡な野球センスがありながら、堪え性のない性格ゆえに努力もせず、途中で挫折し、高校を中退した生徒である。今では、20代半ばを越え、妻・雪乃(川栄李奈)と息子・集と幸せな家庭を築き、立派な大人に変貌していた。そのゴルゴが末期がんで余命半年であることを知らされる。赤鬼はゴルゴのために、かつて彼が挑むはずだった甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合を企画する。10年という歳月を経て、それぞれの秘めた思いを胸に、ゴルゴにとって最後の試合が行われるのであった―。
(c)2019「泣くな赤鬼」製作委員会
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