17日に肺炎のため亡くなったロック歌手で映画俳優としても活躍した内田裕也さんの訃報を受け、歌舞伎俳優の市川海老蔵を始め、芸能界からその死を悼む声が続々と届けられている。
18日にアメブロを更新した海老蔵は、内田さんに偶然5、6回遭遇したことや、27~8歳の時に内田さんが作る自主制作の映画への出演を依頼されたことを明かし「引き受けるかどうか迷いましたがお断りました。すみません、」と謝罪、「お会いすると分かるのですが怖い方のようで 心の中のピュアな光が眩しい雄でした。そして何か優しくないけど優しさがある。奥様もそういう計り知れない魅力に惹かれたのかなと 私は勝手に思っていました」と人柄についてつづり「ご冥福を 心から心からお祈り致します。ロックンロール」と締めくくった。
ロックシンガーのダイアモンド☆ユカイは「とてもとても悲しい。ロック界の一つの時代が終わる…。本当に悲しい。俺があっちに行ったらまた酒を奢って下さい。」と呼びかけ「本当に本当に本当にありがとうございました。ご冥福をお祈り致します。」とつづった。
女優の秋野暢子は「1986年[コミック雑誌なんかいらない!]キネマ旬報主演男優賞を内田裕也さんが受賞 同じ年[片翼だけの天使]でキネマ旬報主演女優賞をいただきました。」と振り返り、「写真撮影をしている時裕也さんが『俺達みたいなのがこんな賞をもらうなんて映画界面白い時代になるかもな』と。その言葉をふと思い出しました。」と思い出を語った。
また「裕也さんも血気盛んな時代で。渋谷の仁丹ビルの裏にあったドンキホーテという店で時々一緒にお酒を飲んでいましたが かっこよくって いつもいつもロケンロールの話をしていらっしゃいました」とのことで「そういえば松田優作さんと何が原因かわからないけどをもめ出して、一触即発の時もあったな。色々な意味で面白い時代でもありました。今頃半年ぶりに会った樹木希林さんとロッケンロールの話をしてらっしゃるのかな。ご冥福をお祈りします」と2ショットが表紙となった雑誌の画像などを公開してブログを締めくくった。