歌手としても活動している声優の内田彩(「ラブライブ!」南ことり役や「けものフレンズ」かばん役など)が、自身が歌うアニメ「五等分の花嫁」のエンディングテーマ「Sign」について語った。
緒方恵美(「幽☆遊☆白書」蔵馬役や「新世紀エヴァンゲリオン」碇シンジ役など)と内田が月曜MCを務めるAbemaTV「声優と夜あそび」は、3月18日の放送が現在のMC陣による最終回。MCの2人が視聴者から寄せられた質問に答えるコーナーでは、「2人のアーティストとしての話が聞いてみたい!」という要望に応えて、3月6日に発売された内田の3rdシングル「Sign/Candy Flavor」についてのトークを繰り広げた。
インタビューのような形で緒方から質問されると、慣れない展開に内田は「えー、恥ずかしい」と照れ笑い。内田によると、これまでの歌手活動は「曲も詞も私じゃない方が作ったものを歌わせてもらっているので、アーティストデビューみたいに言われるとなんかしっくりきてなくて」と感じることも多かったという。しかしここ最近「一緒に曲を作る」という感覚がわかってきたそうで、「Sign」については「五等分の花嫁」の原作を読み込んで作品のテイストを理解していたこともあり、「作品の最後にちょっと花を添えられるように」という意識で「すごくすんなり取り組むことができた」と明かした。
「32歳の自分なりに、さらっとしたところで歌えた」と手応えを語った内田。緒方から「どのへんが特に?」と問いかけられると、内田は「『五等分の花嫁』って五つ子ちゃんがいて、結婚とか花嫁さんに憧れている感じ。私もお年頃なので」と自身を引き合いに出したコメントで笑いを誘い、あらためて「等身大でできたかなと思います」と振り返っていた。
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