24日、タレント木下優樹菜が、所属事務所のイベント「シブサン春フェス!!2019」に出席した。
トークショーに臨んだところ、芸能活動・13年のキャリアを積んできた木下に、後輩タレントたちが質問攻め。「トークが上手くなる秘訣があったら教えてください」という内容には「トーク術を身につけたいんだったら、喋りまくったほうがいい」とすすめる木下。「ずっと一緒にいるスタッフさんからは『本番より楽屋で喋る。楽屋芸人』って言われる。私は芸人じゃない。芸人の嫁なんだけど…」とボヤいて笑わせた。
木下はカメラが回っていないところでもトークの練習をしているそうで、「面白いエピソードがあったら、まず、色んなスタッフさんに何度も披露する。3、4回繰り返して、どの辺でウケるのかを確認、オチを調整して本番に持っていく」と説明。
さらに、「(明石家)さんまさんに教わったことなんだけど(番組出演者に向けた)アンケートは、何でもいいから書かないと駄目。そのとき『分かりません』とか『何もありません』とかは、絶対なし。何でもいいから答えないと駄目」と積極的に臨む姿勢も重要だと説いた。
「勢いで喋ったことが(会場を)白けさせてしまうことがあるんです」と悩む後輩には「そんなの全然大丈夫。テレビだったらカットされるだけ」と完璧さを求めすぎないようにアドバイス。「とにかく、たくさん喋ろう」と失敗を恐れないメンタル面を例にあげた。
木下は、具体例として自身の小学生の頃からの生い立ちエピソードを紹介。「小学生のときは、安室奈美恵さんが大好きだったので、歌って踊りたいと思ってた。そういう感じで思っていたのに、気付いたら、すげぇ、バラエティーに出ていた」とオチをつけて笑わせ、その後・2006年「109のショップ店員をやっていたときに事務所に人にスカウトされた。小太りのオジサン、一見やべぇやつだと思った。でも気になって、事務局に話しを聞きに行ったら、今に至るって感じです」と芸能界入りのキッカケを説明した。
木下は「中学2年生のときが一番荒れていた」「芸能界に入れてから更生した。人生何があるか分からない」とこぼし、笑いを大きくしていた。
テキスト・写真:野原誠治