古舘伊知郎氏が名古屋ローカル局コメンテーターに ”報ステ”共演の小川アナ「コメンテーターとしても爆発されるのでは」
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 フリーアナウンサーの古舘伊知郎さんが、4月からCBC(中部日本放送)のお昼の情報番組「ゴゴスマ」のレギュラーコメンテーターを務めることが29日、発表された。

 古舘さんは1977年にテレビ朝日に入社、プロレス実況で一世を風靡、1984年にはフリーに転身。その後は絶妙なトークを武器に、バラエティ番組に引っ張りだことなり、NHK「紅白歌合戦」の司会に抜擢されたこともある。2004年からはテレビ朝日「報道ステーション」のメインキャスターに就任すると、報道番組の顔として活躍してきた。

 「ゴゴスマ」のコメンテーター就任を前に、古舘さんは「TVの前の皆さんに、『なるほど、そういう見方もあるな』と 思って頂けるようなことをお伝えできればと思ってます。たまにイタズラして、名司会を邪魔してみようかな」とコメント。

 "年に一度でもいいから"と出演をオファーしたという増子淳一チーフプロデューサーは「まさか毎週来ていただけることになるなんていまだに信じられません」と、驚きを隠せない様子。同じく4月からCBCでキャスターを務める柴田阿弥は「名古屋のテレビ局はスタッフさんとの距離感がとても近く感じます。楽屋もオープンなところも多いし、すごく密接した雰囲気がある印象。古舘さんが出演される『ゴゴスマ』の後番組『チャント!』に出させて頂きますのでお会いした時はよろしくお願いします」と話している。

 古舘さんが名古屋のローカル局のレギュラー出演を引き受けた背景には何があるのだろうか。AbemaTV『AbemaPrime』が業界関係者に取材したところ、名古屋で10年以上にわたって番組構成を手掛ける関係者は、「名古屋には"大阪に負けていない"という対抗心もあり、ローカル局ではなく、東京に続く"準キー局"との自負が強い。そのためギャラは東京水準」、また別の関係者は「東京の編集主体の放送に対して、名古屋のゆるい雰囲気を出演者が楽しんでくれる。名古屋でずっとレギュラーを持つ人も多い」と明かした。

 また、ある名古屋の元放送局幹部は「世界のトヨタを抱え商圏は巨大で、定期的に全国ネットを制作、給与水準はキー局並かそれ以上なので、ローカル局扱いされるとキレる」、他方「視聴率の悪さはキー局に責任転嫁」とも話している。

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 当地でレギュラー番組を持つお笑いトリオ・パンサーの向井慧は「やりがいがあるし、ローカルで羽伸ばしてという感覚もない。名古屋の番組だけにしかない出演者の豪華さもある。古舘さんもかなり気合が入っているのではないか」とコメント。

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 2011年から5年間にわたって『報道ステーション』で共演した小川彩佳アナウンサーは「私の礎の一つとなった方。スタジオにいらっしゃるだけで雰囲気が変わる方。当時の報道ステーションにはカンペが一切なかった。ニュースを理解していれば自分の言葉が出てくるはずだから、原稿は必要ないということで、何もない状態でカメラに向かって語っていらっしゃった。本番に入る前に古舘さんを交えての打ち合わせをしていたが、2、3時間、その日の内容をとことん詰めていた。言いたいこと、伝えたいことがたくさんある方なので、オンエアではトークの時間が足りないということで、打ち合わせでもほぼ喋っていた。それでも本番になると全く違う角度からお話になるので、"予定不調和"ばかりだった。型を作っては壊すという方。きっとコメンテーターとしても爆発されるのでは」と話していた。


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