4月5日(金)より全国公開となる映画『麻雀放浪記2020』(配給:東映)よりオープニング映像(一部自粛)が緊急公開となった。

公開まであと4日と迫った『麻雀放浪記2020』。主演:斎藤工の構想10年に及ぶ念願の企画であり、『孤狼の血』で昨年度の映画賞を総ナメにした白石和彌監督の最新作として話題沸騰、各所から注目を浴びている本作は、なんと公開まで全ての関係者も含め一切鑑賞できないという“試写会やらない”未だ嘗てない前代未聞の映画となっている。そんな中、まさに【お見せすることができない映画】の衝撃の【オープニング映像(一部自粛)】が遂に公開となった。
映像の冒頭、戦争によって中止となった2020東京五輪のポスターを前にして交わされる男二人の会話…一方は戦争によって開催権を放棄した1940年の幻の東京五輪の話をし、かたやもう一方は2020年のあらたな戦争によって中止となった東京五輪の話をしている。しかし、二人は徐々にその会話がどこか噛み合っていないことに気づき始める。
紛れも無い、片方の声の主は、1945年11月5日に戦後東京で麻雀を打っていたはずの斎藤工演じる坊や哲。彼が会話をしていた世界、そこは、新たな世界大戦の勃発により再び戦後となってしまった、2020年の東京だったのだ。
しかし、今回解禁されたオープニング映像のほとんど全てが、黒塗りで音声と字幕のみで構成されている。背後で鳴り響くサイレンの音。果たしてこのオープニングシーンでは一体何が描かれているのか。そして突如として画面に映る坊や哲の驚愕の表情。その目線の先には開催予定だった東京五輪の荒れ果てたポスターが。追い打ちをかけるように近未来的な空間で怪しげなマシンに乗る2人の男の後ろ姿が映し出される!果たしてこの映像の意味するものは!?2020年の日本はどうなってしまっているのか。そして、ここから始まる、ギャンブラー・坊や哲の闘う相手とは!?
こうしてジャンルを超えて混然一体となった予想を裏切るシチュエーションとキャストたちのスーパーセッション、さらに一貫して社会に溶け合えないアウトサイダーを描き続けている白石和彌監督が、後にも先にもない最高のエンターテイメントとして結実。熱き男が躍動するギャンブル・スペクタクルに注目だ。
白石和彌監督 コメント
僕もしばらくこの映画見てないので、色々思い出しましたが、改めてぶっ飛んだ設定ですね。
冒頭のテロップ部分はちゃんと映像ありますのでご安心を。
このオープニングタイトルだけでどんな映画か少しわかると思います。
(C)2019「麻雀放浪記2020」製作委員会



