“忖度発言“で引責辞任の意向を示した塚田一郎国土交通副大臣が5日午前、省内でぶら下がり取材に応じた。
塚田大臣は冒頭、カメラに向かって深々と頭を下げた後、「4月1日、私が事実と異なる発言をいたしましたことにより、大変大きなご迷惑おかけしました。発言の責任を取り、本日、国土交通副大臣の職を辞することを決意し、石井大臣に辞意を伝え、内閣に辞表を提出させていただきました。多くの方に多大なご迷惑をおかけし、国民も皆様にも謝罪、申し上げたい思います、誠に申し訳ございませんでした」とコメント。
発言について「不徳のいたすところ」とした塚田副大臣は、辞職を決断した理由について「説明責任を果たすべく努力してきましたが、しかしながら行政の信頼を損ね、国政の停滞を招いたことの責任を取り」説明、議員辞職については「辞職する考えはないが、しっかりと反省し、国政で努力を重ねてまいりたい」とした。