4日、科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』で発表されたのは、「飼い猫は自分の名前を聞き分ける」という研究結果。発表したのは上智大学比較認知科学の齋藤慈子准教授で、家庭や猫カフェで飼われているネコ67匹を対象に調査したという。
実験は、名前と同じ文字数の単語4つを名前と同じアクセントで呼びかけるというもの。その結果、67匹のうち44匹が、意味のない言葉には反応しないが自分の名前には反応したといい、ネコは自分の名前を理解していると実証されたということだ。
ただし、「自分の名前を認識しているというよりは、エサの時間や遊ぶ時などに繰り返し名前を呼ばれてきた経験によるものではないか」とみているという。
この研究結果にSNSでは「知ってた」との声もあがっているが、多くの飼い主が肌で感じていたであろう猫の生態が改めて実証されたようだ。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)







